048【転職できない人(10)常識のズレ?】
048【転職できない人(10)常識のズレ?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
前回は数字の活用法についてお話ししましたね。
難しいことは考えずに、知っている数学的手法を取り入れて、仕事をラクに進めてみてくださいね。
「転職できない人」シリーズの記事も本日が最終回です。
実はこのシリーズ、厚生労働省の『就職基礎力』をもとにお話ししてきました。
本日の話題は「社会人常識」についてです。
一言で社会人の常識といっても、その内容はあいまいですよね。
ここでは業界に左右されない標準的な内容についてお話ししたいと思います。
社会人常識は大きく分けると次の各要素になるでしょう。
1.義務教育課程卒業程度の学力
社会現象や世相の変化などの基礎的な理解に必要とされるレベルの基礎学力。
具体例を挙げれば、経営者のスピーチの内容が理解できるレベルとも言えます。
また、お客様との会話で最低限必要と思われる基礎学力とも言えるでしょう。
仕事を円滑に遂行する際に求められる「創意工夫」の基盤にもなります。
2.順法意識・規範意識
一言で表現すると「人に迷惑をかけず正しい行動を守る」意識です。
平たく言えば、「『まあいいや』意識の排除」とも言えるかもしれません。
法律や道徳に対して、社会人として広く容認される対応が求められます。
他人に優しく、そして自分に厳しく行動することが、大人としてのあり方ですよね。
3.公共性における価値観
一人の大人として社会・世の中とどう関わるべきか・・・・。
日常生活では、なかなか考えないことかもしれません。
(現実的に仕事に追われて考える余裕がないと思います)
しかし、いわゆる「デキル人」は、聞かれれば考えなくても即答するものです。
「世のため人のため」に自分ができること(=社会的価値観)は何か?
普段の意識も大切ですが、この際ですから座右の銘を決めてみてはいかがでしょうか。
他にもいろいろな要素や考え方があるかもしれませんね。
根本にあるのは、世の中や人々と「自分はどう付き合っているのか」ということです。
その付き合い方が批判や異論を呼ぶようなら、自分の常識にズレがあるのかもしれません。
気を付けておきたいのは、批判や異論を受けた時の受け止め方です。
単なる「見解の相違」なのか、それとも自分が大勢に反した考え方をしているのか。
冷静に判断しなければその答えを見失うことになりますから。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
※ご相談はまずメールでどうぞ:info@officemuteki.com
初回のご相談に限り無料です(通常1時間2万円)