068【組織に馴染めないのは?】
068【組織に馴染めないのは?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
先日の記事で無料参考書の拡散をお願いしましたところ・・・・
大変ありがたいことに、何人もの方からご協力と激励のお言葉をいただきました。
まことに、まことにありがとうございます。
本日は「組織になかなか馴染めない」というお悩みについてのヒントをお届けいたします。
組織自体に問題があるケースも多く見受けられますが、中には働き方に起因するケースもあります。
私自身、教職にあった当時、「ああ、もったいない!」という人を何人か見てきました。
最も顕著なケースとして、「自己完結型」が挙げられます。
自分の仕事しか見えておらず、発言や行動に余裕がない人です。
残念ながら、能力に関係なく自己中心的と誤解されることが多くなってしまうのです。
こうした方々には、共通する特徴があります。
自分の仕事のつながる先(そのまた先も)が見えていない・・・・。
自分の処理した仕事を誰に手渡すかまでは見えていても、その先に誰がいるのか見えていない。
仕事の納期を自分の範囲だけで考えているため、受け取った人の仕事の納期を見ていません。
受け取った相手のその先にも、さらに納期を持つ人がいることを考えなくてはなりません。
自分から組織を見るのではなく、組織全体から自分の立ち位置を考える必要があるのです。
私はいつも、特定のプロジェクトを動かす前に、マインドマップを活用していました。
自分を中央に置き、どんどん仕事のつながる先(人々)を書き出していくのです。
職員室だけではなく、生徒・保護者・事務・養護・用務、出入りの業者さんや他校の先生方。
時には官公庁などの公的団体、地域の施設、修学旅行ならバス会社や食堂・ホテルなども入ります。
こうして仕事の全体像を書き出していくと、A3版の紙がいっぱいになることもあります。
「ステークホルダー」という言葉をご存じでしょうか?
日本語では「利害関係者」が近い意味の単語で、私はこの考え方を意識して仕事に導入しました。
インターネット上にさまざまな解説が掲載されていますので、ぜひ調べてみてください。
組織に馴染めないお悩みを持つ方には、「ステークホルダー」の反復確認をお勧めしています。
自分の仕事を誰が受け取り、その先で誰が引き継いでいくのかを、「人」単位で常に意識すること。
これにより仕事の全体像が見え始めると、周囲に迷惑や心配をかける確率が圧倒的に低減されます。
シゴトを自分からではなく、組織全体から俯瞰する高い視点を持つことは、能力アップに効果的です。
この考え方が定着すると、組織運営にまで意識が届くようになるでしょう。
そうした考え方があなたを「頼れる人」と呼ばせる材料になることは、言うまでもありません。
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