071【キャリアとは?】
071【キャリアとは?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
前回の記事では「天職・適職の探し方」について、最もベーシックなとらえ方を解説しました。
キャリアカウンセラーが使う「キャリア」は、マスコミが使うそれとは意味が異なります。
そこで、本日は次のお話をしようと思います。
「そもそも、キャリアって何?」
マスコミが使う時は、多くが国家公務員Ⅰ種試験を通過した、高級官僚を指していますね。
いわゆる「キャリア組」と呼ばれる人たちのことです。
しかしキャリアカウンセラーが使う「キャリア」は、それとはまったく関係ありません。
「キャリア」とは、生き方そのもの、自分の人生を作り続ける素材のすべてを言います。
職業との関係性が最も強くなるため、働き方と結びつく内容が多くなります。
単なる就職・転職の書類の作業だけではなく、自分の生き方を作り込んでいく取り組みです。
そのため趣味や人間関係、家庭環境、地域、主義・信条(読書経験など)も関わってきます。
人が人生を生きていく上で、「前向きに人生を切り開こうとする」材料が「キャリア」です。
その作り込みの作業(生き方そのもの)をキャリアプランニングと呼んでいるのです。
人生を生きる上で、生きがいを持つために、人には4つの方向性が必要になります。
・使命~世のため人のために、自分は何ができるか、何をすべきか
・展望~将来的に自分はどうあるべきか、どのように成長したいか
・理想~将来的に自分は何を手に入れたいか、何を実現したいか
・目的~自分の仕事を通して、社会にどのような結果をもたらすのか
たいていの人は、深く考えなくてもこうした意識を自分の内側に持っています。
このうちどれか一つでも欠けてしまうと、働く意義を見出しにくくなり、迷いが生じます。
これら4つの方向性は、主に職業において実現されていくものですね。
意識して自分の能力を向上させていくこと、自己実現を図ることは大切な要素となります。
なぜなら、人生は与えられるものではなく、自分で作り上げていくものだからです。
その実現には、目標を持って働く姿勢が必要です。
理由を見いだせない仕事には、結果が現れる可能性がほとんどありません。
ものごとはすべて、因果関係で成り立っています。
これら4つの方向性を振り返り、自分の人生を作っていける働き方を考えてみてください。
ぜひ一度、お時間を作って考察されることをお勧めします。
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