099【モンスター・ペアレント】
099【モンスター・ペアレント】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
先日フジテレビで収録された映像が、昨日29日、「ノンストップ!」で放送されました。
たくさんの方から「観たよ!」メールをいただき、フォローをありがたく思っております。
しかし、あいにく昨日は夏風邪を伝染され、半日も寝込む羽目になりました。
急激な天候や気温の変化が続いていますので、あなたもご用心くださいね。
私が映ったのはわずかな時間でしたが、それでも実は、収録には1時間以上もかかります。
「少しでも先生方やPTAの皆さんのサポートとなるように」と思って語っているからです。
放送時間の都合もあり、採用される部分はわずかなのですが、それでもよいと思っています。
いつかまた、カットされた映像が使われるかもしれませんし、少なくとも私の存在は知られます。
悩める先生方の耳に届き、ご相談いただければ、テレビでの放映時間にこだわる必要はありません。
問題は常にそれぞれの現場で起こるものですから、汎用性の高いテレビ番組の話では不十分です。
一人ひとりの悩み・苦しみに向き合ってこそ、初めて解決の糸口にたどり着けると信じています。
今回も前回と同じ、モンスター・ペアレントに関するテーマでの収録でした。
2学期特有のパターンについて、教育改善アドバイザーとして事例をお話ししました。
自分が生徒・学生であった時代とは異なり、非常識な保護者が、少しずつ増えつつあります。
線引きが難しいのは確かですが、我が子を優先するために公共性を侵害する人は、モンスターです。
街頭取材からは、その考えられない実態も浮き彫りとなっていました。
私はそのおおもとの原点を、昭和22年の教育基本法に見ています。
個人の尊厳、個人の自由、個人の権利、個人、個人、個人・・・・「自由」に名を借りた利己主義。
日本民族特有の集団規範、秩序意識、共存共栄の文化が薄れていく初発点であったと考えます。
加えて過剰な消費者保護の法律や風潮が、日本人から謙虚さと公共性を奪っていきました。
「カネを払っているのだから、受け入れられて当然だ」という、傲慢な甘えが蔓延したのです。
私は平成7年の「製造物責任法」(通称「PL法」)をその象徴の一つと見ています。
比較的攻撃しやすい学校の先生がターゲットになるのも、無理のない話だと思わされます。
しかし公共性を侵害する行為は、どんなに大金を払おうが、私から見ればただの犯罪行為です。
この世の中、教師の人権がまるで物品のように軽視されている場面を見ることも多くなりました。
とはいえ、超えさせてはならない一線を超えさせてしまっている学校の姿勢にも、問題はあります。
そうした学校では、現場の先生方にすべてを押し付けて(丸投げして)しまうケースも見られます。
使命感の強い先生ほど、学校内のあらゆる問題を一人で背負い込んでしまいます。
そうして苦しむ先生方の支援に向かう国家的・国民的な機関の創設を、私は強く望みます。
それまでは微力ながら、私の活動を通して一人ずつでもお助けしていきたいと思うのです。
教育改善アドバイザーとして、またキャリアカウンセラーとして、側面からの支援を続けます!
※ただいまメールマガジンの過去記事を期間限定で前編公開中!
学校の業務改善を取り扱う内容の『デキる教師プロデュース塾』。
教育現場の諸問題について、学校改革の経験から語っています。
過去記事の閲覧が9月15日まで「まぐまぐ」で可能です。
http://archive.mag2.com/0001593536/index.html
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自分が生きやすい「場」を求めることは、社会への価値提供の第一歩です。
誰に遠慮することも、気兼ねすることもないのです。
心のカベを取り払うお手伝いをいたします。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。
それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。
私は21年続けてきた教職を退き、現在は教師専門の転職コンサルタントとして活動しています。
そんな私に、今年の春、中学校の卒業式を迎えた息子がこんな手紙をくれました。
「今まで育ててくれてありがとう。お父さんは好きなことを仕事にしていて、カッコイイと思います」
8歳で母親を亡くした息子からのこの手紙は、何にも代えがたい大切な宝物になっています。
あなたも「好きなことを仕事に」して、私と同じ感動を手に入れたくはありませんか?
【このブログがめざしている目標】
日本では、毎年30人もの先生方が「仕事を苦に」自殺しています。
精神疾患を理由とする自殺も、毎年30人を数えます。
また、毎年5,400人もの先生方がうつ病などの精神疾患で休職に追い込まれています。
しかもこの数字は公立学校の先生だけで、私立学校の先生は含まれていません。
さらに、休職にまでは至っていない、いわゆる「予備軍」と呼ばれる人は数万人とも言われています。
このブログでは「教職以外にも生きる道がある」ことをお知らせしています。
教職に再チャレンジすることはできますが、人生に再チャレンジすることはできません。
転職という方法を通して、日本中の先生方の自殺や精神疾患をなくすことが目標です。
本来の「自分らしさ」を取り戻して、自分らしい毎日を送っていただきたいのです。
そのために必要な気持ちの切り替え方と手立てをお伝えしていきます。
※ご相談はお気軽にこちらまで!
初回のご相談に限り無料で「適職発見ワーク」をご提供しています。
向いている仕事、向いていない仕事を見分けるためのワークです!
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遠方の方にはSkype/LINEの無料通話および郵便利用でのご対応が可能です。
私は教師の転職コンサルタントです。
21年間の教職経験を持ち、キャリアカウンセラーとして先生方の悩みを解消しています。
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