教師の転職相談室

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123【抑制してはダメ】

123【抑制してはダメ】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

先週末、新公開の「自己確認」オリジナルワークの無料モニターを募集しました。

ご利用をお断りした方もいますが、理由はメールでご説明申し上げた通りです。

なにとぞご理解ご寛恕を賜りますよう、あらためてお願い申し上げる次第です。

 

さて、ついこの間、キャリアカウンセラー仲間と上野駅で偶然出会いました。

カフェに入って協力態勢の話をしていた時に、意外な質問を受けました。

 

「藤井さんは、どうして奥様が亡くなった時の話をフツーにできるんですか?」

 

私は「?」と思ったのですが、なぜつらさを感じないで話せるのかとのことでした。

言われてみれば私は、妻の死について話すのを躊躇したことがありません。

そしてそれは、ごく普通の、いわば体験談の一つとして話していただけなのです。

指摘されるまで、私は自分があのつらさを克服していたことに気付きませんでした。

 

私はその話を語る時、相手がどのような反応をしても気になることがありません。

天与の鈍感さなのか、それとも肝が据わっているのか・・・・。

たぶん前者のほうなのでしょう。

 

私はただ、ありのままに事実を伝えようと思っていただけです。

もちろんその経験について自分の思いを語る時も、隠さずありのまま伝えます。

(妻は帰省中に突然倒れ、胃がんのため4カ月後に、帰省したまま実家で死去)

 

言われてみれば、なるほど私は「強い人間」に見えたのかもしれません。

しかし、そうではないのです。

むしろあの時のつらさをため込まずに、吐き出し続けてきたからこそ無事なのです。

ストレスや鬱屈をため込み続けていると、ある日突然、限界を超えることになるからです。

 

ネガティブな話をするときには、ちょっとしたコツがあります。

 

自分の感情ばかりにフォーカスして話をしていると、負のスパイラルに巻き込まれます。

言うならば自己暗示や自己洗脳の状態となるので、どんどん深刻化していくのです。

また感情を抜きにして事実のみを冷徹に語り続けていると、マイナス感情が抜けません。

マイナス感情をオーバーフローさせ続けていると、いずれは心身症などを誘発します。

 

事実を語りながら感情も隠さず吐露していれば、自分の中で「消化」が進みます。

マイナス感情に溺れてしまうのではなく、冷徹に現実だけを受け入れるのでもなく・・・・。

自然なバランスを崩さずに、自然な自分のまま受け入れ、話すだけでよいのです。

時間はかかるかもしれませんが、そのバランスを無理に抑制しないことが大切なのです。

 

 

【私がこのブログを書き続ける理由】

教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。

それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。

21年の教職経験を持つキャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みを深く理解できます。

仕事の悩み、休職・復職・転職にかかわるお悩みの解決をお手伝いいたします。

 

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