182【私は転職すべきですか?(2)】
182【私は転職すべきですか?(2)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
1.学校のトップは運営への意識が高く、マネジメント上手と言えますか?
人材配置や業務連携の仕組みづくりが下手な場合、現場はいつも混乱しますね。
そうした管理者の学校では、特定の人物に複数の業務が集中しやすくなります。
2.職員室は情報の共有がスムーズで、周囲から放置される心配はないですか?
あなたに「自分から聞きに来い」と乱暴な言葉を吐く上司はいませんか?
意図的に情報過疎地に追い込まれているとしたら、それはパワハラです。
3.物事に冷静に向き合い、問題解決を着実に進められる職場ですか?
そうした余裕のない職場では、皆が自分のことで精いっぱいになりがちです。
弱者となっている教員に目を向ける余裕なく、孤立する先生に気付きません。
4.クレームに全校挙げて対応する仕組みや姿勢、余力のある学校ですか?
この姿勢が定着していない学校では、何も学ぶことなく失敗を繰り返します。
その都度あなたが矢面に立たされるといった状況になってはいませんか?
本日の記事でお伝えしたのは、末期的な症状を呈している組織の特徴です。
「自分ばかりが損な役回りを演じさせられている・・・・」
こんな思いが強くなっているとしたら、管理職の能力に私は疑問を感じます。
教職以外の世界からも学び、マネジメントを動かそうとしている上司ですか?
どんなに教職への造詣が深くても、管理という仕事は全く別の世界です。
そこに気付かない上司なら、あなたが救われる機会は永久に訪れません。
最悪なのは「丸投げ型の管理職」です。
「〇〇のことは、お任せします」という言葉で逃げてしまう管理職だったら?
現場が混乱するばかりか、どの教員も学ぶべきものを得ることができません。
それに「部分最適」の集合は、絶対に「全体最適」になることはないのです。
もし私立学校でそのような状態にあるならば、学校の未来は暗黒と言えます。
業界内転職や異業種へのキャリア転換が必要になる日が近いと言えるでしょう。
経営センス・運営能力のない管理職ならば、職場存続の危機と考えられますね。
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