教師の転職相談室

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017【そういえば・・・・なぜ教師に?】

017【そういえば・・・・なぜ教師に?】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

前回は転職せずに済む可能性がないかを簡単に探ってみました。

ここでもう一つ、思い出して整理してほしいことがあります。

それは、「なぜ自分は教師をめざしたのか?」ということです。

 

たくさんある職種の中から教職を選ぶというのは、実は、意外と珍しいことではないでしょうか。

小学校・中学校・高校時代のお友達で教職に就いた方は、何人くらいいらっしゃいますか?

お友達の人数全体から見て、何パーセントくらいになりますか?

おそらく、非常に小さな数字になるだろうと思います。

 

そうした事実から考えますと、あなたが教職を選んだのには、相当の理由があったと思います。

たぶん何か実現したいことがあって、この道をめざしたのかもしれませんね。

もう一度、その中身を振り返ってみていただけませんか?

 

もし気高い理想や使命感を持っているのなら、やはりこの道で活かしていただけたらうれしいです。

達成可能な目標であるなら、ぜひ達成をめざして、やりがいをつかんでいただきたいとも思います。

 

あなたの教師としての理念は何だったでしょうか?

やりがいの元はどんなところにありますか?

今でもめざしていける目標として、どんなものがありますか?

 

自分一人での達成が難しくても、同僚や生徒たちの力を借りれば、達成できそうですか?

だとしたら、もう少し頑張ってみるのも、選択肢の一つとして考えられますね。

せっかくですから、この機会にもう一度、ふり返ってみてはいかがでしょうか。

何か新しい気付きや、忘れかけていたものがあるかもしれませんね。

 

私は中学1年生の時に、高校の国語教師になろうと思いました。

「日本の文化をもっと日本人に広く知ってもらいたい」と思ったことがきっかけです。

古事記』に魅了されていた私は、自然との共生をベースとした日本文化を守りたかったのです。

 

大学を出る頃には、もう一つ、身近な理由も発生していました。

それは劣等感を抱える多くの高校生を救い、自信を持って生きてほしいとの願いからでした。

高校時代に勉強が苦手になってしまった経験が、私にそうした思いを抱かせたのです。

 

教職をめざしてからちょうど10年で、私は実際に教師になりました。

そして21年務めたところで、家庭事情によって教職を去ることとなりました。

つらい経験ばかりが思い出されますが、それでも、自分なりに達成したことはたくさんあります。

今となっては、良い面にも悪い面にも、その両方に愛着を感じるのですから不思議なものです。

 

 

※私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com