016【もし対策が可能なら?】
016【もし対策が可能なら?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
前回は「つらい!」の原因が自分の中にあるのか外にあるのか、確かめましょうとお話ししました。
お時間をとってご確認いただけましたか?
もしまだでしたら、ゆっくり時間をとって整理してみてくださいね。
自分自身の中に問題の原因がないのなら、急いで転職を考えるのはいかがなものかと思います。
キャリアプランは人生設計そのもの、行動が早ければよいというものではありませんから。
また、自分の外側に原因があるのなら、対策はまだまだ考えられるかもしれないのです。
しかし、法律や条例、制度などが原因となっている場合には、対策は難しいかもしれません。
学校内の仕組みを変えるだけでは解決できない可能性があるからです。
その場合は転職も一つの選択肢となることでしょう。
職場の因襲・慣例・仕組みなどが原因となっている場合は、改善の余地がありますね。
上司に相談したり、職員会議に提案を出したり、方法はいくつかあるはずです。
私立学校では、経営陣の性格や方針などが原因となっている可能性も考えられます。
その場合は他校への転任、または経営陣と現場との話し合いが必要になることでしょう。
内部で解決できない問題は、法律家や公共機関と相談してみるのも方法の一つです。
いずれのケースにおいても、大切なのは「自分が悪い」と勝手に決めつけないこと。
当たり前の話で恐縮ですが、「組織は生き物」です。
時間と共に変化もしますし、人員の入れ替えによっても変化していきます。
ですから、タイミングの問題であるケースも考えられるのですね。
必ずしも「教職に適性がなかった」とは言えない可能性があります。
いったん焦りや不安を横に置いて、落ち着いて判断をしたいものです。
しかし不幸にして外的環境ではなく、自分自身がその仕事に向いていないケースもあり得ます。
その時には、なぜ向いていないのか、向いた仕事はどんなものなのか、考えることになります。
自分一人で考えても、なかなか整理できないかもしれませんね。
そうした時には、専門家の意見や転職経験者の声が聴けるとよいですね。
特に転職経験者と話ができれば、いろいろな注意点や参考事項を知ることができます。
悩みは一人で抱えているとらちがあきませんが、相談によって一気に解決に向かうことが多いもの。
まずは信頼できる同僚や友人に意見を求めてみるのも一案です。
もし周囲に相談できる人がいなければ、お気軽に声をおかけくださいね。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com