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047【転職できない人(9)数字がニガテ?】

047【転職できない人(9)数字がニガテ?】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

前回は「読み書きのチカラ」の大切さに触れました。

今日は数字に関するチカラについてお話ししたいと思います。

 

数字はニガテという方も多いと思いますが、それほど難しく考える必要はありません。

 

高度な数学的知見を要する場面では、自分でやる必要はないですよね。

専門家を呼んだ方が早くて正確なので、リスクを避けたりコストを下げたりできます。

(税理士や公認会計士、FP、各分野の技師、あるいは数学の先生など)

 

職務能力として求められる数字についての能力は、専門性を高めることとは違います

 

「みんなのシゴトをいかに円滑化し、いかにラクにするか?」

 

そんな時に活用すべきチカラとして、数字に関する知識や活用法を持つのです。

業務を標準化したり、不要な負担をなくしたり、スピードアップを図るための材料です。

また、まちがいをなくしたり、リスクを遠ざけたりするために活用する「知恵」なのです。

 

職務能力的には「計算・計数・数学的思考力」という名前がついています。

お役所的な説明としては、こんな内容となっています。

 

「職務を遂行するに当たり必要な数学的な思考方法や知識を持っている」

 

いかにもお役所的ですね(笑)。

何の説明にもなっていない気がしてしまいます。

道理でお役所の数字感覚は、我々庶民にはわかりにくいわけですね。

 

たとえば、こんな時にこんな使い方をしてみては?

 

・不明な数字を割り出すために、「連立方程式」を使ってみる

・おおむねの進行予測を立てるために、「1次関数の方程式」を使ってみる

・業務の進捗を確認するために、「百分率」を使ってみる

 

ちょっとした場面で、小学校・中学校程度の数学知識が役立つことは多いもの。

「面倒くさそう」とのイメージだけで使わないのは、もったいないことなんですね。

(もちろん財務などの経営に関するレベルまで高められれば、それはそれで強い武器!)

 

少しでもシゴトがラクになって、しかもミスを減らす効果が期待できるとしたら?

数字をうまく使ってラクにはたらき、余裕ある業務の進行を実現したいものですね。

 

 

※私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 ※ご相談はまずメールでどうぞinfo@officemuteki.com

  初回のご相談に限り無料です(通常1時間2万円)