046【転職できない人(8)読み書きのチカラ】
046【転職できない人(8)読み書きのチカラ】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
今日は「読み書き」知識の不足についてのお話です。
転職活動だけでなく、キャリアアップにおける失敗も避けてほしい・・・・。
そのために何が武器となるのか、私はお伝えしないといけませんね。
ブログなどの作文やクライアントさんとの会話、学生とのやりとり、ビジネス文書。
感じていること、考えていること、知ってほしいこと、気付いてほしいこと。
こうした物事を伝えようとするとき、私はいつも迷ってしまいます。
「どのように伝えれば、自分が意図した通りに伝わっていくだろうか?」
自分が書いた文章や伝えた言葉、相手の反応などを振り返って、反省することも多いのです。
まだまだボキャブラリーや伝え方、知識などが不十分だな、という強い実感もあります。
相手の持っている背景・環境・文化に合わせた表現を心がけていても、実際は難しいものですね。
伝えた通りに理解されなかったり、そもそも伝えきれなかったりすることもあるのです。
そうした意味で、「やはり言葉は難しい生き物だなあ」と感じることが多いですね。
ところで、ここ何年か、「新聞がとても読みにくくなった」と感じませんか?
(私と同じ世代の方には共感いただけると思います)
昔は漢字で書かれていた語句が、やたらとひらがなに変更されているのです。
漢字は表意文字。
文字を見れば意味を推測できたことも、今ではひらがなばかりなのでイメージがわかないのです。
文脈をたどり直して、脳内でひらがなを漢字に変換し直して、ようやく理解できる・・・・。
そんな面倒な場面を何度も体験しているのは、私だけではないと思います。
文部科学省のこれまでの対応・対策は横に置いて・・・・。
漢字の読み書きができなくなると、脳内でのイメージ化(映像化)能力が低下します。
想像力が低下すると言ってもよいかもしれません。
ひらがなは表音文字ですから、文字自体には何の情報も付加されていないためです。
社会人として読める、書ける、当たり前の範囲を外してしまうと恥をかく・・・・。
もちろんそうしたことも気になりますが、「読み書き」の能力は想像力・構想力にもつながります。
人の気持ちをくんだり、人に何かを伝えたりするときにも、理解度を左右しますよね。
チームや組織の全体的な感情を理解しようとするとき、読み書きのチカラは強い味方となるのです。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com