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045【転職できない人(7)はたらき方が違う?】

045【転職できない人(7)はたらき方が違う?】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

今日は「はたらき方」を考えてみたいと思います。

 

転職活動だけでなく、キャリアアップにおける失敗も避けてほしい・・・・。

そんな気持ちでメッセージを書いています。

 

「はたらき方」には、大きく分けて2種類あります。

 

一つは「働かされるはたらき方」です。

もう一つは「働きかけるはたらき方」です。

 

どちらが不利なはたらき方か・・・・説明する必要はないかもしれませんね。

 

前者のはたらき方は、「仕事は与えられるもの」という職業意識・勤労観です。

受け身な姿勢で働くこととなり、自分に必要な成長要素を選んだり決めたりできなくなります。

自分で企画や提案をすることができないため、仕事全体が「処理」に支配されます。

この場合、長い間の勤務でも、総合的な能力を得ることはかなり難しいと言えるでしょう。

 

後者のはたらき方は、「仕事は作り出すもの」という職業意識・勤労観です。

能動的な姿勢で働き、自分に不足している能力や経験にチャレンジし続けるはたらき方です。

組織や業務の改善点を常に考え、新しい企画や提案を繰り出す姿勢が特徴的です。

仕事全体が「創造」や「改善」をベースに進み、時には「変革」さえもたらすこともあります。

 

前者の「働かされるはたらき方」で怖いのは、自己実現が遠ざかる点にあります。

自己実現の達成には、向き合うべき「社会」(または集団)が必要です。

ところが受け身なままで動かざるを得ないため、それを選ぶチャンスがないのです。

与えられたものの「消化」となってしまい、成長性を必要としないはたらき方になります。

 

別の側面から考えると、「あなたでなくてもかまわない」と言われかねない仕事ばかりとなります。

そうです。消化だけで済ませてしまうと、「他の人でもよい」という結果になり得るのです。

職業意識・勤労観のとらえ方を質問された時、私はいつも次の回答を固守しています。

 

「はたらき方の行きつく先は、いつも『世のため人のため』!」

 

ちょっと大げさかもしれませんが、仕事とはそういうものだとイメージしています。

どんな仕事にどんなやりがいを求め、仕事にどんな意味付けをしていくか?

目の前の一人ひとりに集中するのは、最終的に、その人達の手で社会全体をよくしてもらうため。

かかわったすべての人達に、社会に向かってもっと気持ちよく活躍していただけること。

また、そうした活動に役立つ「何か」を手渡せないか、と考えることだと思っています。

 

あなたが選ぶとしたら、前者と後者、どちらのはたらき方がお好きでしょうか?

 

 

※私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com