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042【転職できない人(4)考えが読めない】

042【転職できない人(4)考えが読めない】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

確実に幸せをつかんでいただくため、この数日、転職で不利になりやすい要素をお話ししています。

 

転職できない人の共通点、4つ目の特徴は「考えが読めない」タイプです。

つまり、周囲の人から見て、何を考えているのか見えにくい人のことです。

 

「あなたの説明は何を伝えたいのかよくわからない」

 

こんな指摘を受けたことがありますか?

もし何度もこの注意を受けることがあるなら、あなたも該当する可能性がありそうです。

 

これは自分を表現する能力、すなわち『自己表現力』が弱まっているということです。

理由としてはさまざまな要素が考えられます。

 

 ・相手の理解のレベルを考慮しないまま、言いたいことだけを説明している

 ・話す前に伝えるべき内容の全体の構成を考えていない

 ・話している最中に、話が連想ゲームのようにあちこちへと飛躍していく

 ・自分が話す内容について、どの部分がポイントになるかを理解できていない

 ・言葉だけでなく、図表や写真、グラフなどを活用することを考えていない

 ・自分の伝えた内容が相手にどのような形で届くか想像できていない

 ・相手の持っている(知っている)言葉に置き換える努力をしていない

 

ここに挙げた要件は、実は教員にとって非常に重要な意味を持つ内容です。

お気付きになりましたか?

 

上記7件は、すべて授業で格段に配慮しなければならないことばかりですよね?

授業に自信を持てない方は、この中のどれかに当てはまっているはずです。

 

これらの気配りを忘れてしまうと、自分の考えていることが相手に伝わりにくくなります。

履歴書や職務経歴書の書き方、面接での受け答えにもよくない影響が表れそうですね。

仕事においても授業のほか、プレゼンテーションや会議での発表にも関わる要素です。

人事のプロである採用担当者や面接官は、書類の書き方ひとつからでもその能力を見抜けます。

 

改善点としては、次のようなことに気を付けると良いでしょう。

 

 ・自分主語ではなく、相手主語でストーリーを展開するよう気を付ける

 ・自分語ではなく、相手語に置き換える努力をする

 ・何を答えるべき質問か、相手の話をよく聴く。

 ・資料は詰め込みではなく見やすさを心がける。

 ・図表や写真、グラフをどう使えばわかりやすくなるのか事前に考えておく

 

伝えたいことに集中するよりも、どのように伝わるかを重点的に考える必要がありますね。

 

 

※私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com