063【転職チェック(13)気合の入った言葉】
063【転職チェック(13)気合の入った言葉】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
050記事の「転職意識~14のチェック」、いかがでしたか?
まだチェックしていない方は、今すぐこちらからどうぞ!。
本日は13.「気合の入った言葉」を考えます。
私は東京の下町、スカイツリーで有名な墨田区に生まれ育ちました。
祖父は終戦後、自分で業を起こし、喫煙具(高級ライター)の町工場を経営していました。
その祖父の仲間たち、あるいは取引先の方々を見ていて、子ども心に思ったことがあります。
「この人たち、気合の入り方がすごい!」
彼らのよく使う言葉に、こんなものがあったのを覚えています。
「裸一貫」とか、「一世一代」とか、「根性」とか、「死んだつもりで」とか、「乾坤一擲」とか・・・・。
まるで戦に向かうサムライたちのような気迫と覚悟がみなぎっていました。
自分で業を起こした経営者たちには、似たような生きざまを感じることがあります。
それは「世の中を変えてみたい」という願望だったり、「業界を変えたい」という使命感だったり。
彼らには、その人独自の夢から発せられる、強くて絶え間ない輝きのようなものがあります。
それが立ち姿や言葉の端々に感じられ、気迫として現れていることがわかります。
この点は起業家とサラリーマンとの、最も相違する要素だと考えられます。
経営する側と雇われる側の意識の違い・・・・。
ましてや自分で業を起こすという覚悟は、雇われる側にはなかなか実感できないものです。
そのため起業家は、ある意味では「誰にも理解してもらえない」という寂しさも抱えています。
彼らの強い言葉は、その寂しさを乗り越えるための、呪文のようなものなのかもしれませんね。
「経営者はいつも精神論ばかり」と考えてしまうのではなく、その気持ちを読み取りたいものです。
気合の入った言葉には、彼らなりの自負と責任感が隠されているのです(ブラック企業は別ですよ)。
端的に言ってしまえば、経営者は気合の入った言葉が大好きです。
しかしそこには、自分を鼓舞し続けなければならない、重い覚悟が隠されているのです。
彼らの言葉だけでなく、その陰にある彼らの気持ちをも受け止められると見え方が変わるはずです。
その言葉自体に同調を示すのではなく、その言葉を支えている思想を見るようにしましょう。
そこには自分自身だけでなく、世の中に対する熱い思い(使命感)が感じられるはずです。
面接では、その熱い思いに対する尊敬と理解を示すことで、心の距離を縮められますよ。
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私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
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