教師の転職相談室

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094【自己紹介の最終回です】

094【自己紹介の最終回です】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

今日は自己紹介の最後となります。

 

数年間にわたって、私は理事会のお尻を叩きながら、改革の道筋を着実に作り上げていました。

財務公開、生徒募集システム、クレーム施策、リスクマネジメント、ホスピタリティ構築などなど。

経営改善委員として奔走し、クレームをそれまでの7分の1に削減することに成功していたのです。

生徒募集では全校生徒の約3分の1を集め、学年主任として進学比率も大幅に改善できていました。

 

しかし、常に私の心には、大きな岩山がのしかかっているようでした。

「家族を犠牲にしてまで学校改革にこだわったのは、自分のエゴではなかったのか?」

教師として正しかったのだという思いと、夫として父親としてまちがっていたのだという思い。

私は自分の精神が引き裂かれるような苦痛を、妻の死からしばらく、味わい続けました。

 

実は妻の死より数年早く、私は勤務校だけでなく、日本全体の教育再生考え始めていました。

一つの学校の中で改革を続けることに、言葉にできない窮屈さを感じ始めていたのです。

「日本の教育が変わるといいね、頑張ってね、お墓の中で応援してるから!」

妻と最後に交わした会話の中でプレゼントされた言葉が、私には妻の形見となっています。

 

2年後には義父が他界し、息子に関する理不尽な申し出により妻の実家と絶縁します。

その3年後には私の母が肺ガンにかかり、弟も加わり家族一丸となって看護に当たりました。

さらにその2年後、私の祖母が寝たきりの痴呆となり、老老介護が始まりました。

病気持ちの両親が家の中で車いすを動かしている様子を見て、私は退職を決意します。

 

学校改革は一定の成功を見て、すでに赤字体質を解消する機運と下地はできていました。

「今なら若手の先生方が学校を救ってくれるに違いない」と確信して、志半ばで退職を敢行。

しかし、その半年後に学校法人は買収されてしまったと人づてに聞きました。

このことは、多くの卒業生に顔向けのできない罪として、申し訳なさを感じる事件でした。

 

祖母の死後、私はハローワークや転職エージェントを使って社会復帰を試みます。

学校勤務ではなく、民間企業に入って日本全体の教育再生を支える仕事を探し続けたのです。

しかし、教職の特殊な業務内容を理解してもらえず、半年間、嘲笑されたり放置されたりしました。

 

それでも私の「日本全体の教育再生を実現する」という思いは、少しも揺らぎません。

退職後は二松學舍大学はじめ多くの教育機関等で、講義・講演・セミナーを提供してきました。

昨年度は埼玉県「企業と高校のキャリア教育架け橋事業で教育支援コーディネーターも務めました。

また(社)国家ビジョン研究会の教育分科会主任研究員として、道徳教育の改善にも取り組んでいます。

 

そうした教育サポート活動の中で、悲惨な教師の自殺・精神疾患の多さを知りました。

キャリアカウンセラー/コンサルタントの資格を持つ今、喫緊の課題は先生方の救済です。

退職後の苦労については無料参考書に詳述していますので、ご関心ありましたらご覧ください。

自己紹介はここまでとして、明日からはブログ本来の趣旨に戻ってお話をさせていただきます。

本日もご購読、まことにありがとうございました。

 

 

【教師の転職専用の無料参考書はこちら!】

自分が生きやすい「場」を求めることは、社会への価値提供の第一歩です。

誰に遠慮することも、気兼ねすることもないのです。

心のカベを取り払うお手伝いをいたします。

(ダウンロード期間:改訂のため2014年8月31日で終了)

http://t-career.jimdo.com/

 

【私がこのブログを書き続ける理由】

教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。

それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。

私は21年続けてきた教職を退き、現在は教師専門の転職コンサルタントとして活動しています。

 

そんな私に、今年の春、中学校の卒業式を迎えた息子がこんな手紙をくれました。

「今まで育ててくれてありがとう。お父さんは好きなことを仕事にしていて、カッコイイと思います」

8歳で母親を亡くした息子からのこの手紙は、何にも代えがたい大切な宝物になっています。

あなたも「好きなことを仕事に」して、私と同じ感動を手に入れたくはありませんか?

 

【このブログがめざしている目標】

日本では、毎年30人もの先生方が「仕事を苦に」自殺しています。

精神疾患を理由とする自殺も、毎年30人を数えます。

また、毎年5,400人もの先生方がうつ病などの精神疾患で休職に追い込まれています。

しかもこの数字は公立学校の先生だけで、私立学校の先生は含まれていません。

さらに、休職にまでは至っていない、いわゆる「予備軍」と呼ばれる人は数万人とも言われています。

 

このブログでは「教職以外にも生きる道がある」ことをお知らせしています。

教職に再チャレンジすることはできますが、人生に再チャレンジすることはできません。

転職という方法を通して、日本中の先生方の自殺や精神疾患をなくすことが目標です。

本来の「自分らしさ」を取り戻して、自分らしい毎日を送っていただきたいのです。

そのために必要な気持ちの切り替え方と手立てをお伝えしていきます。

 

 

ご相談はお気軽にメールでどうぞ:info@officemuteki.com

 初回のご相談に限り無料で、通常有料の「適職発見ワーク」をご提供します。

 向いている仕事、向いていない仕事を見分けるためのワークです!

 (「キャリア能力確認ワーク」の無料サービスは終了しました)

 遠方の方にはSkype/LINEの無料通話および郵便利用でのご対応が可能です。

 

私は教師の転職コンサルタントです。

21年間の教職経験を持ち、キャリアカウンセラーとして先生方の悩みを解消しています。

 

「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 

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