097【言葉のストック】
097【言葉のストック】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
※無料参考書のダウンロードは、改訂のため2014年8月31日で終了いたします。
091号から094号までの私の自己紹介を読んだ多くの方から、激励のメッセージをいただきました。
中には20年近く前の卒業生や、はるか昔のクラスメートも・・・・本当にありがとうございます!
一人でも多くの先生方を、一日でも早く救うため、一層の努力を重ねてまいります。
さて、本日はお願いしておきたい事柄についてのお話です。
「プラス転換」を表現する言葉、これをたくさんストックしてほしいのです。
学校の先生の特徴として、「自分に厳しすぎる」ということが挙げられます。
「ご自分の特徴を言葉で表現してください」と頼むと、たいていマイナスポイントが列挙されます。
よく言えば控えめ、悪く言えば自信がなさすぎ、これはよく異業種の方から指摘されることです。
研修会などで複数の学校の先生が集まると、ネガティブ表現発表会になることも珍しくありません。
就職用書類では「マイナスポイントをいかにしてプラス転換したか」を表現したいところです。
それにはまず、組織の何がマイナスかを見極め、自分がどのように働きかけたかを整理します。
ここで失敗しやすいのが、自分のことだけを考えて自分のことだけを書いてしまうこと。
これをやってしまうと、組織観のない、視野の広くない人物として認識されてしまいます。
その表現の方法としては次の形を基本形としましょう。
「AをBすることによって、CをDすることができた」
このとき、AやCのような「事項」よりも、BするやDする、すなわち「述語」が重要となります。
自分のことなら「した」、組織のことなら(他者を巻き込んでのことなら)「させた」を使います。
例をいくつか示しましょう。
・自分の成果として成し遂げたこと
「改善した」「削減した」「開発した」「達成した」「短縮した」「革新した」「強化した」など。
・組織への成果として貢献したこと
「反映させた」「回復させた」「増強させた」「定着させた」「実現させた」「構築させた」など。
「そんなこと言われても、文章が苦手で言葉が浮かばない・・・・」という方もいらっしゃいますね。
簡単な解決法の一例をお教えします。
新聞記事から「プラス転換」を表す言葉をピックアップして、手帳にストックしておくのです。
作文や書類作成の時にその手帳から適切な言葉を探していけば、早く、ラクに解決できます。
もう一つのコツとして、成果の内容を具体的な数値で表現すると、読み手の理解度がアップします。
『自分史』づくりのつもりで、ふだんから気軽に練習しておくとよいですね。
【教師の転職専用の無料参考書はこちら!】
自分が生きやすい「場」を求めることは、社会への価値提供の第一歩です。
誰に遠慮することも、気兼ねすることもないのです。
心のカベを取り払うお手伝いをいたします。
(ダウンロード期間:改訂のため2014年8月31日で終了)
【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。
それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。
私は21年続けてきた教職を退き、現在は教師専門の転職コンサルタントとして活動しています。
そんな私に、今年の春、中学校の卒業式を迎えた息子がこんな手紙をくれました。
「今まで育ててくれてありがとう。お父さんは好きなことを仕事にしていて、カッコイイと思います」
8歳で母親を亡くした息子からのこの手紙は、何にも代えがたい大切な宝物になっています。
あなたも「好きなことを仕事に」して、私と同じ感動を手に入れたくはありませんか?
【このブログがめざしている目標】
日本では、毎年30人もの先生方が「仕事を苦に」自殺しています。
精神疾患を理由とする自殺も、毎年30人を数えます。
また、毎年5,400人もの先生方がうつ病などの精神疾患で休職に追い込まれています。
しかもこの数字は公立学校の先生だけで、私立学校の先生は含まれていません。
さらに、休職にまでは至っていない、いわゆる「予備軍」と呼ばれる人は数万人とも言われています。
このブログでは「教職以外にも生きる道がある」ことをお知らせしています。
教職に再チャレンジすることはできますが、人生に再チャレンジすることはできません。
転職という方法を通して、日本中の先生方の自殺や精神疾患をなくすことが目標です。
本来の「自分らしさ」を取り戻して、自分らしい毎日を送っていただきたいのです。
そのために必要な気持ちの切り替え方と手立てをお伝えしていきます。
※ご相談はお気軽にこちらまで!
初回のご相談に限り無料で「適職発見ワーク」をご提供しています。
向いている仕事、向いていない仕事を見分けるためのワークです!
(「キャリア能力確認ワーク」の無料サービスは終了しました)
遠方の方にはSkype/LINEの無料通話および郵便利用でのご対応が可能です。
私は教師の転職コンサルタントです。
21年間の教職経験を持ち、キャリアカウンセラーとして先生方の悩みを解消しています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
【定年5年前からの再就職準備講座】
特殊な業界用語を持つ自衛隊でも導入されているプログラムです。
企業経営者が採用したくなるよう、学校語を企業語に置き換える書類作成法が必要です。
その書類作成はもちろん、面接想定質疑など、セカンドキャリアづくりの作業を支援します。
「できること×やりたいこと×やるべきこと」を実現できる第二の人生作りを校内研修で!
お問い合わせはこちらからどうぞ!