107【叱られない恐怖】
107【叱られない恐怖】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
本日はこちらのセミナーで登壇いたします。
お時間ありましたらぜひお越しいただき、気軽に声をかけていただければ幸いです。
http://kokka-vision.jp/kyouiku.html
本日は「叱られない恐怖」のお話をいたします。
これまでいろいろご相談をいただいた中、こんなお悩みを聞く場面が多くなっています。
「努力しているつもりですが、上司から叱られてばかりいて、どうしても自信が持てません」
パワハラは論外として、実はこの傾向、本来は喜ぶべきことなのです。
意外に思われるかもしれませんが、人間、叱られなくなったら終わりです。
上司があなたを叱るのは、その裏に成長への期待や確信があるからかもしれません。
ずいぶん昔のことですが、今の時代なら誰が見ても「いじめ」という状況に私はいました。
なぜか私だけを猛烈に叱る年配の先生がいて、一挙手一投足のすべてを指摘されました。
時には職員会議で、多くの先生方の前で徹底的に叱られることもあったのです。
いつしか私はその先生を嫌い、恨むように････。
ある年、ふと気付くと、その先生が私を叱らなくなっていました。
ホッとしたのもつかの間、私はだんだん不安になっていったのです。
「見捨てられたのではないか？」と思い込み、我慢できなくなって質問してしまいました。
「先生は私のことをお見捨てになったのでしょうか？」と。
返ってきた返事はこうでした。
「もう上司から叱られるような歳じゃねえだろっ。そんなこと聞くな！」
またまた叱られてしまったのでした（笑）。
その先生の退職直後に突然ご自宅に招かれ、奥様の大盤振る舞いのお料理をご馳走になりました。
この時初めて、その先生は私を叱り続けた理由を教えてくださいました。
「あんただけはモノになると思ったからで、どうしてもあの学校を背負ってほしかったんだよ！」
その言葉を聞いて自分の愚かさを知り、申し訳なさとうれしさで涙が止まらなくなりました。
「叱られているうちが花」と聞いたことはありましたが、自分のこととは思っていませんでした。
私を叱らなくなったのは、もうその必要がなくなったと判断されたからだそうです。
人の真意は、聞いてみないとわからないものですね････。
（ただしパワハラは絶対に論外ですよ！）
【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。
それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。
私は21年続けてきた教職を退き、現在は教師専門の転職コンサルタントとして活動しています。
【このブログがめざしている目標】
日本では、毎年30人もの先生方が「仕事を苦に」自殺しています。
精神疾患を理由とする自殺も、毎年30人を数えます。
また、毎年5,400人もの先生方がうつ病などの精神疾患で休職に追い込まれています。
しかもこの数字は公立学校の先生だけで、私立学校の先生は含まれていません。
さらに、休職にまでは至っていない、いわゆる「予備軍」と呼ばれる人は数万人とも言われています。
このブログでは「教職以外にも生きる道がある」ことをお知らせしています。
教職に再チャレンジすることはできますが、人生に再チャレンジすることはできません。
転職という方法を通して、日本中の先生方の自殺や精神疾患をなくしたいと思っています。
本来の「自分らしさ」を取り戻して、自分らしい毎日を送っていただきたいのです。
そうすれば皆様のチカラを得て、この日本はもっと活力ある社会に必ず変わります！
そのために必要な気持ちの切り替え方と手立てをお伝えしていきます。
※ご相談はお気軽にこちらまで！
初回のご相談に限り無料で「適職発見ワーク」をご提供しています。
自分に向いている仕事、向いていない仕事が一目瞭然でわかります！
（「キャリア能力確認ワーク」の無料サービスは終了しました）
遠方の方にはSkype等の無料通話およびメール、郵便利用でのご対応が可能です。
私は教師の転職コンサルタントです。
21年間の教職経験を持ち、キャリアカウンセラーとして先生方の悩みを解消しています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
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