178【動かない危うさ】

178【動かない危うさ】

こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。

「今の職場はイヤだけど、どこに向かうべきかわからない････」

誰にも相談せずに思い込みや勘で行動すると、大きな失敗につながります。

（恥ずかしながら、過去の私自身がその一人です）

考え方の方向性はおもに４つ。

１．現職のまま仕事を続ける（復職する）

２．業界内で転職（転任）する

３．異業種・他業界に転職する

４．起業して自営業となる（または家業を継ぐなど）

しかしどの方向を選ぶとしても、何らかの決断が必要になってきます。

その後悔しない決断の「決め手」は何でしょうか？

「これなら間違いない」と言える要素は何でしょうか？

それは自分や周囲を納得させるに十分な証明となっているでしょうか････。

身近にだれか相談できる人はいるでしょうか？

決断の「よりどころ」となる資料やデータは必要ありませんか？

自分自身を知る手順を通してマッチングをしなくても大丈夫でしょうか････。

やはり、自分ひとりでは、いつまでも決断できないはずですね。

私も長く長く悩み続けた末、とうとう思った通りにはいかなくなりました。

ハローワークや転職エージェントを使っても、夢を果たせませんでした。

教員は新卒採用には詳しくても、中途採用の知識をあまり持っていません。

キャリアカウンセラーに相談していれば、私も結果は違ったはず････。

当時その存在を遠く感じており、私は関わることさえ考えていませんでした。

しかし、悩んで動かないことは、「何も変化しない」ことを意味します。

私は自分の体験から、そのことを痛切に、反省と共に感じています。

先延ばしにした時間を取り戻すには、同じ年数がかかることを知ったのです。

なんとなく、「どうにかなるだろう」という甘い考えがあったことは事実です。

今思えば、教職を続けるにしても辞めるにしても思考の基盤を持つべきでした。

自分のキャリアプランは100％が自己責任。

動かない限り、何一つ変わることなく、何一つ得ることもないと知ったのです。

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