203【(続)活用できない理由?】
203【(続)活用できない理由?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
前回の記事では、こんなことをお伝えしました。
「もしその指導経験が、自分の転職活動では活用できないとしたら?」
生徒さんへの就職指導の知識・経験が、自分の転職活動には使えない・・・・
「そんなバカな」と思われるかもしれません。
しかし、これは事実です。
なぜそう言えるのか?
-私が実際にその事実を体験したからです-
高卒生の新規採用と職歴を持つ者の中途採用とでは、採用理由が違います。
学生の場合、まだどの業界の色にも染まってはいません。
せいぜいアルバイトなどの浅い企業経験しか持っていないわけです。
したがって、研修や教育制度を使い会社の色に染めていくことが可能です。
これに対して職歴を持つ大人の場合、さまざまな色が付いてしまっています。
業界の色、組織の色、思想の色、経験からの色、主義の色・・・・まさに色々です。
雇用した際にどれだけ順応できるのかは、どんな経営者でも気にするところ。
単純に職務経験を羅列しただけでは、転職後の適応性を想像できないのです。
こうしたことを踏まえ、考えなければならないことがあります。
それは、「何をしてきたか」よりも「何ができるのか」を明示すること。
世間一般の職務経歴書ではなかなか「売れない」理由は、ここにあります。
考えてください・・・・。
どんな職務経歴書なら、自信を持って「売れる」と言える内容になりますか?
私はその「売れる」職務経歴書の書き方もお客様にご指導しているわけですが、
やはりどなた様も、その実物を見るととても驚かれることが多いのです。
単なる時系列の書類では「売れない」理由が、一目瞭然、わかるからです。
気になる方は、私のホームページをおヒマな時にでもご覧くださいね。
中途採用(転職)で必要なことは、まず第一に経営者への共感です。
それは理念であったり、悩みであったり、企画された商品であったりします。
「なぜそうなのか」にしっかりと共感することが、転職活動の第一歩です。
会社や組織のホームページをただ漫然と眺めていても、調査にはなりません。
何を目的としてホームページを閲覧するのか、その理由は明確ですか?
私が転職・起業できたのには、それ相当の理由(立脚点)が存在するのです。
Mail:info@officemuteki.com