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003【自己紹介1-ハローワークと転職エージェントへの怒り】

003【自己紹介1-ハローワークと転職エージェントへの怒り】

 

こんにちは。

“教師の転職”コンサルタント、藤井秀一です。

 

今から7年前、私はガンで妻を亡くしました。

その時、一人息子はまだ8歳で、小学2年生でした。

教師だった私の帰宅時刻は、夜9時や10時になるのが当たり前・・・・。

やむを得ず、ローンの残っている神奈川のマンションを放置して、東京の実家に戻りました。

 

ところがその5年後、今度は93歳の祖母が突然倒れて、寝たきりの痴呆になりました。

心臓病の父と肺ガンの母が祖母を介護する様子を見て、私は教職を退く考えを固めました。

1か月ほど我慢していましたが、「もう自宅を離れて毎日出勤するのは危険だ」と判断したのです。

祖母の寿命が近いことを知っていましたし、その時には社会復帰もできるものと考えていました。

 

その後、祖母が亡くなり、私は社会復帰のために再就職の活動を始めました。

狭い一つの学校の中ではなく、日本全体の教育に関わりたいとの希望を、私は持っていました。

教育機関の業務改善や募集戦略の支援、キャリア教育などの業務に従事したかったのです。

でも、ハローワークで私を待っていたのは、信じられない指導員の対応でした。

 

「ああぁぁ、学校の先生ですかぁ・・・・どうせ企業の考えてることなんか、わからないでしょ?」

 

彼はニヤニヤとバカにするような笑いを浮かべながら、暴言ともとれる侮辱の言葉を発しました。

私はただ驚き、「研修会社で半年間のインターン経験があります」と返答しました。

しかし次の一言には、さらに驚かされました。

 

インターンと勤務は違うからねぇ。これだから学校の先生は、困るんだよねぇぇ・・・・(苦笑)。」

 

「このオジサンはバカなのか?」と思い、私はつい本気で睨みつけてしまいました。

私の怒りに気付いたのか、指導員は急に態度を変え、私の書類をチェックし始めました。

しかしその後も数日間、会話がかみ合わず、軽蔑に近い発言を何度も繰り返し聞かされました。

 

「このオジサンはダメだ」と思った私は、他の指導員とも相談しましたが、結局ムダでした。

どの指導員も教職の業務内容を正しく理解できないため、企業へのアピールの仕方がわからないのです。

つまり、企業向けに「教職の経験を変換して書類に書く」ことができない日々が続いたのです。

これは転職エージェントも同じで、半年間、ただの一度も指導を受けることができませんでした。

 

ハローワークと大手転職エージェント2社とのやりとりに絶望した私は、半年後、起業を決意。

本当は50歳位を目安に起業を考えていたのですが、前倒しでの人生プラン変更となりました。

起業後はキャリア教育や学校のサポートに携わり、キャリア形成のための気付きをたくさん得ました。

 

そうして翌年には、企業に入って埼玉県の公共事業にも関わることとなったのです・・・・(次回に続く)。

 

 

※私は“教師の転職”コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 

 ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com