番外編002【残業のこわさ】
番外編002【残業のこわさ】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
本日は専門学校の学生たちを引率して、ハローワーク主催の企業合同面接会に出かけました。
学生たちの中には、思うように企業ブースに入れず不満を漏らす者もいましたが・・・・。
それでも一所懸命に話を聞き、メモを取る姿に安堵感を持つことができました。
彼らにとってよいご縁が広がることを願うばかりです。
そして帰宅早々、ネットを開いて目に入ったのがこちらの記事。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/joshigeyuki/20140522-00035556/
斬新です!! 攻撃的です!!
しかし真実を簡潔に言い当てていて、これほど秀逸な文章は本当に珍しいと思います。
ぜひじっくりとお読みになってみてくださいね。
残業の怖さは、その中毒性にあります。
「たくさん働いた気になってしまう」という、好ましくない副作用付きの麻薬になるのです。
そもそも残業が必要になるということは、組織か業務内容か本人に問題があるということです。
多くの従業員の残業が常態化しているのに手を打たない経営者は、その経営手腕を疑われます。
逆に、自分だけが残業を続けているのなら、あなたの仕事の動かし方に問題があります。
仕事のクォリティが下がり、残業代というコストが組織の負担となる現実もあります。
組織の問題点はこの際置いておくとして、あなたの未来に向けたキャリア形成が心配です。
残業代は「手当」ですから、翌月ドカンと収入が増えても、その場限りの話です。
賞与に反映されることもなければ退職金に反映されることもないのです。
単純に時間を切り売りしているだけですから、一過性の臨時収入でしかありません。
もっと怖いのは、その切り売りしている時間には、自分自身のスキルアップができないことです。
セミナーに出かければ、将来的にはそのセミナー代を超える価値を作り出せるようになります。
ビジネス書や学術書を読む時間にすれば、将来的にはその学習に見合った価値を生み出せます。
資格取得の学習にその時間を当て、定年後の起業や再就職への布石とすることもできるのです。
目先の小金に目を奪われていないか、時々は真剣に考え直さなくてはなりません。
「永久に今の仕事内容のままでいい」というキャリアプランでないかぎりは・・・・。
将来への布石を打つ時間として、活用し直すことはできないでしょうか?
実はとんでもなく人生にとってもったいない時間となっていることに気付いてください。
かつての私のクライアント(お客様)には、こんな発言をなさった先生がいらっしゃいました。
「夜、残業したり、早く帰宅したりするのがもったいないんですよね」
この方は定年後の再就職のために、40代の今からキャリア開発の勉強を重ねていらっしゃいます。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com