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012【ストレスをいなす方法を持とう】

012【ストレスをいなす方法を持とう】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

前回は「五月病」についての用心をお話ししました。

長い間にわたって「元気が出ない」と感じているようでしたら、どうぞお気を付けくださいね。

 

ところで最近、何となく呼吸が苦しかったり、食事を飲み込みにくかったりしませんか?

また、食事の味を感じにくかったり、熟睡できずに暗いうちから目が覚めてしまったりしませんか?

こうした体験が増えているようでしたら、ココロが圧迫されている可能性が高いですね。

 

私は昔、学校改革を推し進めようとして、職場で周囲から相手にされなくなった経験があります。

挨拶に返事がなかったり、飲み会に呼ばれなくなったり、陰で卑怯な悪口を言われたり・・・・。

ちょうどその時期に、今あなたに質問したような体験を繰り返していたのです。

何年もたってから、たまたま医師にその話をしたところ、こんな怖いことを言われました。

 

「藤井さん、それはうつ病になる直前の、とても危ない状況だったんですよ」

 

その話を聞いて急に怖くなったのを覚えています。

あなたがもし似たような体験をしているのなら、早めに専門家・専門医に相談なさってください。

 

それでも私がうつ病にならずに済んだのは、趣味が多かったからではないかと感じています。

釣り、水泳、パソコン自作、ファッション、クラシック音楽、博物館、ドライブ、映画・・・・。

どれも大金や時間をかけず手軽にできるものばかり。

ストレスの「いなし方」をいくつも持っていたことで、限界になる手前で気分転換できていました。

 

また、過去を振り返ってあれやこれやと考え込む性格ではなかったことも幸いでした。

「学校改革を推進する」という自分なりの目標があったことも、関係があるのかもしれません。

(その意味では「仕事=趣味」だったような気もします 笑)

 

問題は、「何が悪かったのか?」でもなければ、「誰が悪かったのか?」でもありません。

過去に囚われていても現実的に得られる教訓はない、と私は感じていました。

自分と周囲の人々の幸せな未来について、ただ行動するチャンスがあるだけでした。

 

自分では決して変えられないことについて、思い悩んでも解決できることはありません。

自分が知っていること、できること、そして自分が一番大切なのだということを信じてください。

 

あなたが倒れてしまうと、救われなくなってしまう人々がたくさんいます。

自分が健康でいて、できることを安心してできる毎日が、実は一番大切なのではないでしょうか。

 

ストレスは、責任感や使命感の強い人ほど多くなってしまいます。

時々はストレス度合いをチェックして、意識的に「いなす」行動を取り入れましょう。

 

肩のチカラが抜けた時、あなたの自然な魅力がお仕事にも発揮されることと思います。

 

 

※私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com