021【自分への優しさ】
021【自分への優しさ】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
前回の記事では、こんなことを申し上げました。
あなたの中にある「他者のお役に立てる何か」はすべてが能力であり、活用されるべき要素です。
つまり、決して気高いことを考える必要はないということです。
人々に安堵や幸せを感じていただけるような問題解決ができれば、それは立派な「能力」なのです。
とはいえ、自分自身でその能力を整理しようとすると、実際には意外と難しいものですね。
私はそれを実現するツール(道具=手法・手段)を持っていて、相談者に提供しています。
ごく簡単に、どんなものが売れる能力として使えそうか、その例を考えてみましょう。
▽生活上の体験や経験・・・・肥満やメタボの改善を達成できるレシピのつくり方など
▽読んだ本や学んだこと・・・・カルチャースクールの先生は、全員が該当しませんか?
▽受験勉強の学習法・・・・成果につなげる方法を知っているなら、これも能力ですね
▽旅行や史跡探訪の経験・・・・観光ガイドの皆さんは全員が該当しますよね
▽趣味や特技の体系化・・・・「インストラクター」と呼ばれる皆さんはここですね
▽介護や看護の体験・・・・今から苦境と向き合う人に、セミナーやテキストなど提供できそうですね
こんな風に考え始めると、際限なく自分の経験・体験を活かせる場面が思い浮かんできませんか?
そうした能力を求めている会社や経営者は、きっとあなたを欲しがるに違いありません。
魚の釣り方やプラモデルの作り方だって、仕事になるかもしれませんよね。
自分の人生の流れを、一つひとつさかのぼって確認していきましょう。
今までにどんな経験をしてきたのか、どんな知識を手に入れてきたのか、どんな成果をあげたのか。
忘れていたり、価値がないと思い込んでいたり・・・・そんな過去の体験が、いっぱいあるはずです。
私の先輩には、教職を退いて骨董屋さんを始めた方がいらっしゃいます。
趣味が高じたものですが、その知識は専門家と呼ぶにふさわしいほど蓄積されていました。
「好きこそものの上手なれ」というパターンですね。
ちなみに、歴史とは全く無関係の「理科の先生」でした。
勤め人になった例としては、教師を辞めて出版会社に入った人もいます。
その人は「国語の先生」でしたから、知識と経験をそのまま活かすことができそうですね。
人生というものは、難しく考えようとすれば、いくらでも難しくすることができます。
しかし今必要なのは、現実的に人生を組み立てる作業であり、自分を信じる優しさなのです。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com