028【教師の転職考(4)「問題発見」なら誰でもできる!】
028【教師の転職考(4)「問題発見」なら誰でもできる!】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
あなたの職場に、こんな人はいませんか?
「これは問題だ、ああ問題だ、やっぱり問題だ、どうすべきか問題だ、それにしても問題だ・・・・」
まるで問題がスーツを着て歩き回っているかのような人ですね。
その声を聞いているこちらとしても、なんだか不安になってしまいます。
世の中には、問題発見なら得意だという人々がゴマンといます。
しかし、そうした人々は決して「仕事の能力が高い」わけではありません。
(無難に仕事をこなせるレベルには違いありませんが・・・・)
人より一歩先を行く人々は、問題発見にとどまらず、「課題化」のチカラを持っています。
「何が問題か」は見たままの判断でしかありません。
いくらそれを指摘できても、どうすれば解決に向かうのかを提案できなければ、仕事はまだ半分です。
「問題発見」と「課題発見」は、表現が似ているため、しばしば混同されてしまいます。
この二つの能力、カンタンに整理しておきたいと思います。
▽「問題発見」 組織全体の仕事の中で、整合性の取れない箇所を見抜くチカラ
▽「課題発見」 組織全体の仕事の中で、どこを改善すれば整合性を取り戻せるか見抜くチカラ
「そんな説明、いくらなんでもカンタンすぎる!」と怒らないでくださいね。
シンプルに整理すれば、実際にはこれだけのことなんです。
「問題発見」を自分の能力として吹聴する人々は、間違いなく周囲からこう思われています。
「あの人、いつも重箱の隅をつつくような発言しかできないよね!」
問題発見なら誰でもできるし、それだけで終わってしまうと、周囲に悪印象を与えかねません。
大切なのは、「よりよい未来」への提案をすることであり、問題を指摘することではないのです。
その時に求められるのが「課題発見」(課題化)のチカラなのです。
「課題発見」で必要なのは、問題の指摘や羅列ではなく、問題の掘り下げです。
どこに問題の「根」があって、どうすればその「根」を取り除くことができるのか?
その対策を整理して、誰もが実践できる方法に置き換えることが課題発見(課題化)です。
理屈ではわかっていても、自分一人で実践するのは難しいかもしれませんね。
うまく実現できない時は、ご相談いただければ結果を出せる方法をお教えしますよ。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com