029【教師の転職考(5)「プランづくり」できますか?】
029【教師の転職考(5)「プランづくり」できますか?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
この数日間、転職やキャリアアップに必要な能力を、整理してお話ししています。
本日は5日目、「プランづくり」について考えます。
あなたは「計画性がある人」というと、どんな人を思い浮かべますか?
先のことまで考えていて、計画をしっかり立てられる人・・・・
こんなイメージでしょうか?
だとしたら、私とは違ったとらえ方ですね。
私は計画を現実に変えるチカラを持つ人をイメージしています。
計画を立てられても、それを結果として現実化できない人を「計画性がある人」とは呼びません。
なぜならその計画自体に無理があり、現実的な行動に変換できない内容だったと評価するからです。
この点においては、私もまだまだ反省が必要な未熟者かもしれません。
立てた計画と実績が釣り合っていない人には、ある特徴があります。
それは「ゴールをイメージできた」時点で安心してしまうこと。
出発点(現在)と帰着点(ゴール)をイメージすることが計画だと思っていることです。
もし東京から大阪に行こうとするならば、あなたはどうしますか?
おそらくすぐに、新幹線をイメージしたのではないでしょうか。
しかし実際には新幹線のほか、在来線、自動車、船、飛行機、夜行バス・・・・といろいろあります。
その手段がプロセス、乗換地点や停車駅がマイルストン(道標)と呼ばれるものになります。
仕事も同じことで、ゴールまでの進行方法やマイルストン、期限などを定める必要があります。
この作業を忘れてしまうと、イメージだけが先行して実態を作り出せなくなってしまうのです。
また、計画の遂行にはヒト・モノ・カネ・トキ・情報の5つの資源を効率的に組み合わせます。
最短時間で最大効果を得るために立てるのが計画であり、壮大な結果を想定することとは違います。
それには5つの資源をどう組み合わせ、どのタイミングで何を活用するかが大切になります。
どのプロセスが最も有利か? マイルストンごとに何を確認し、何を修正すべきか?
つまり、計画は「立てるもの」ではなく、「修正し続けるもの」だということです。
そして計画を立てる際には、見落としを避ける有効な方法があります。
大作業(仕事の全体像)⇒中作業(仕事の分類化)⇒小作業(一つ一つの行動内容)。
この整理法に従って作業の内容を具体化していくと、「ここは無理だな」と気付けるようになります。
私は、この一連の定義づけを、ミスなく確実に現実化できるチェックシートを持っています。
近日中に公開する予定ですので、楽しみにお待ちくださいね。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com