033【教師の転職考(9)軌道修正するチカラ-柔軟性】
033【教師の転職考(9)軌道修正するチカラ-柔軟性】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
この数日間、転職やキャリアアップに必要な能力を、整理してお話ししています。
初めに質問します。
「まちがった目標を正しい目標だと思い込んだまま、一年間を過ごすとどうなりますか?」
・・・・・・・・もう一つ質問します。
「まちがった手法を正しい手法だと思い込んだまま、一年間を過ごすとどうなりますか?」
いかがでしょうか・・・・。
どちらも「取り返しのつかない結果になる」というお考えが浮かんだことと思います。
現実には一年間と言わず、一か月でも大きなマイナスの結果につながることが予測できますね。
もし自分の仕事にそうした要素が含まれているとしたら?
人は一度決めた目標や計画をなかなか見直すことがなく、他者からの学びもかなり限定的です。
「あれだけ考えて(話し合って)決めたから」という感情論で、まちがいに気付かず固執します。
その結果、取り返しのつかない状況になるまで、自分のまちがいを放置してしまうこともあります。
ここで手に入れてほしいのが、軌道修正を着実に行える「柔軟性」です。
そもそも仕事は常に、また永久的に、とりまく環境の「変化」の影響を受け続けます。
その環境変化に目を向けていないと、軌道修正するチャンスを失ってしまいますね。
一度作り上げた目標や手法が、いつまでもそのまま通用するとは限らないのですから。
またそのことは、過去の経験から、本当は知っている事実のはずなのです。
「柔軟性」を手に入れる方法として、次のような対策が考えられますね。
1.大きな目標を小さな目標に分解して、各段階ごとに成果を検証する
2.環境の変化に気付いているか、また追随できているか、定期的にチェックする
3.仕事にムリやバラツキが発生したら、「何かまちがえている」と考える習慣を身に着ける
「一度決めたことだ」と意地を通しても、何一つよい結果を得られないのが現実です。
一人の意地のために組織全体がマイナス結果を生み出すことは、意外と多いものです。
転職の際には、「柔軟性」があるかどうかを経営陣からも注意深く確かめられます。
新しい組織の文化・風土になじむことができる人かどうかを心配しているからです。
今までの自分の仕事がどうであったかを、一度、ふり返っておくことをオススメします。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
ご相談はまずメールでどうぞ(初回相談無料):info@officemuteki.com