051【転職チェック(1)黒いスーツ】
051【転職チェック(1)黒いスーツ】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
昨日の「転職意識~14のチェック」、いかがでしたか?
まだチェックしていない方は、今すぐこちらからどうぞ!。
今日は14のチェック項目のうち、1.の「黒いスーツ」についてお話しいたします。
(転職活動にスーツを着用しないのは論外なので、それは説明を省きます)
黒いスーツはなぜ転職活動に向いていないのか?
それは重厚感や強硬性などといった心理的印象を与える色だからです。
別の表現をすると、「威圧感」を与えてしまう可能性が高いということです。
新卒や学生の就職活動など、まだ未熟な若者が非力感を補う意味で着用することはあります。
しかし、一定の社会経験を保持する中年の人物が着用すると、押し出しが強く映る場合があります。
特に体格のよい中年男性はもともと重厚感を感じさせますので、黒のスーツは避けた方が無難です。
一般的に黒は、「権威」を表す色とも言われています。
街を走っている自動車でも、「権威」を象徴する高級車には黒色が多いですよね。
余談ですが、ダブルブレストのスーツも威圧感や権威性を感じさせるため、転職活動では使いません。
清楚な印象を与える一般的な2ボタンのスーツがオススメです。
3ボタンは体型とのマッチングが難しく、華奢な日本人が着用すると貧相に見えやすくなります。
どうしても着用する際は、2番目のボタンだけを留めるのが流儀なので覚えておいてくださいね。
黒い服装には、自己主張の強さや柔軟性の無さを感じてしまう人も多いそうです。
また、黒には暗黒や冥界など「負」の印象を与える一面もあります。
転職先の規範やルールになじみにくい人物なのではないか、と感じさせる可能性があるのですね。
転職活動では、新しい文化を受容できる人物だ、と受け取めてもらわねばなりません。
オススメなのは紺色、または濃いめのグレーのスーツ(どちらも無地)です。
安心感を保ったまま一定の経験値を感じさせ、品格を印象づけることができます。
かつ、普遍的な色であるため、洗練された柔軟性と親和性もイメージさせます。
スーツの色・形ともに、普遍性の高いものを正しく印象よく着こなせることは、大人の証。
当たり前の型を当たり前に使いこなせる人は、実はそう多くないので好印象です。
他の人より強く印象付けようとして奇をてらうようなファッションは逆効果ですね。
ワイシャツもステッチが入ったものなどではなく、白無地を着用しましょう。
ボタンダウン・カラー(襟)は本来スポーツ観戦用ですので、転職活動には用いません。
ネクタイは中年の方なら紺系統、20代の方ならやや暗いめのボルドー色がオススメです。
「第一印象は7秒が勝負」と言われますので、ぜひ研究を深めてみてくださいね。
※私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
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