054【転職チェック(4)年齢制限を無視した書類送付】
054【転職チェック(4)年齢制限を無視した書類送付】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
050記事の「転職意識~14のチェック」、いかがでしたか?
まだチェックしていない方は、今すぐこちらからどうぞ!。
本日は4.「年齢制限を無視した書類送付」のお話です。
出過ぎた振る舞いを、控えめな日本人は嫌います。
私も普段はそうした人間ですが、転職支援ではそうも言っていられません。
なにしろクライアントさんが「次の人生」を手に入れられるかどうか、の瀬戸際ですからね。
とはいえ「年齢制限があるので申込できません」という考え方が一般的だとは理解しています。
ところが、年齢制限を無視した書類送付で採用されるケースは、決してないわけではありません。
中年以上の年齢になると給与が高額になるため、あえて公開していないケースもあるためです。
必要があって管理能力を持つ中年以上の人材が欲しくても、公開せずに募集することがあります。
その場合、ハローワークや「〇〇ナビ」ではなく、人材発掘の専門家に頼んでいることもあります。
(いわゆる「引き抜き屋」さんのような人たちもそうですね)
タイミングと資質的な内容が合致すれば、いつでも採用する可能性を考えている場合もあるのです。
052記事でもお伝えしましたが、経営者は常に人材を求めているものなのです。
事情があって掲載されていないことも考えておかなくてはなりません。
中年以上の方の転職活動は、言ってみれば飛び込み営業に似た発想も必要なケースがあるのです。
いかがでしょうか。
年齢制限を超えていても、いきなりあきらめる必要がないことはご理解いただけましたか?
しかし、問題はここから先です。
仮に書類を送付するとして、大切なのはその送り方と、電話などのやりとりの仕方です。
まず、公開された条件から逸脱していることを自覚しておかなければなりません。
丁重かつ真摯な態度で、「非礼とは存じますが・・・・」くらいの一言は欲しいものです。
送付する書類の添え状も、その内容に沿った特別な文面が必要になってきます。
また、深い企業研究が必須であることも忘れてはなりません。
先方が求めている人材の条件とその理由(どんな問題を解決したいのか)を把握しておきましょう。
経営者の立場に寄り添って、真剣かつ嗅覚鋭く調査を深めておく必要があります。
言うなれば、「条件外でも採用したくなる理由」と、それに見合った情熱を示す必要があるのです。
まるで社員であるかのように、組織の隅々まで熟知するくらいの気概が欲しいところですね。
資料やホームページで、今その組織にどんな人材が必要なのか、綿密に調べておきましょう。
※昨今、実業界では「キャリア教育」の必要性が取り沙汰されています。
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
※ご相談はまずメールでどうぞ:info@officemuteki.com
初回のご相談に限り無料で「キャリア能力確認ワーク」をご提供しています。
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