055【転職チェック(5)社会のニーズとキャリアプラン】
055【転職チェック(5)社会のニーズとキャリアプラン】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
050記事の「転職意識~14のチェック」、いかがでしたか?
まだチェックしていない方は、今すぐこちらからどうぞ!。
本日は5.「社会のニーズと自分のキャリアプラン」についてのお話です。
社会のニーズと自分のキャリアプランは必ずしも一致しない・・・・。
その考え方が許されるのは、ボランティアまたは趣味の世界だけです。
世の中でオカネが動くのは、どのような場面なのでしょうか。
多くの教職者がこの点について、明確な回答を持っていないものです。
私はその点を、転職支援で最も強く危惧しています。
世の中でオカネが動くのは、価値と価値の交換ができる場面です。
(言うまでもなく、片方の価値は「オカネ」ですよ)
そう言うと、時々こんな答えを返してくる先生がいます。
「教師の仕事は授業や生徒指導など、価値の提供とは別の問題で、オカネ目当てではありません」
いやいや、本気でそう言うのなら、給与を受け取るべきではないでしょう。
でも、教師も人間なのですから、給与として生活に必要なオカネを受け取るのが当然ですね。
その際なぜオカネが自分のところに運ばれてきたのかを、ここでは考えてほしいのです。
目の前の生徒しか見えていないからそうした回答になるのでしょうが、実際は違います。
オカネを払ってくださるのは、現実的には保護者の皆様です。
私立なら授業料として、公立なら税金として、自分の子どもの未来に投資をしているのです。
先生はその「投資への対価」をきちんと提供しているから、給与がもらえるのです。
この「価値と価値の交換」は資本主義社会の根底にある、原理的な考え方です。
求められる価値を提供しない限り、オカネが自分のところに動いてくることはありません。
ここに社会のニーズと自分のキャリアプランを合致させる必要性が出てきます。
両者のマッチングがないならば、それはボランティアか趣味の世界となるのです。
仕事はすべて「世のため、人のため」に存在しているのだ、と気付かなくてはなりません。
あなたも含め、世の人々が働いているのは、社会の不安・不満の解消を実現するためなのです。
すなわち、あなたのキャリアプランは社会のニーズの上にこそあるのだ、ということになります。
中でも人々の「自己実現」に関わる欲求を満たす仕事では、スキルを持つ人が不足しています。
知識を売ることはできても、それを相手の実践に置き換えさせる技術を持つ人は少ないのです。
この点では、教職にあるあなた自身が一定のアドバンテージを持っていることに気付いてください。
※昨今、企業では「キャリア教育」の必要性が取り沙汰されています。
先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。
その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。
「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。
私は教師の転職コンサルタントです。
元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。
準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。
※ご相談はまずメールでどうぞ:info@officemuteki.com
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