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058【転職チェック(8)定年後就職は後方支援?】

058【転職チェック(8)定年後就職は後方支援?】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

050記事「転職意識~14のチェック」、いかがでしたか?

まだチェックしていない方は、今すぐこちらからどうぞ!。

 

本日は8.「定年後就職は後方支援?」というタイトルでお届けします。

 

『人生時計』という考え方をご存じですか?

寿命を90歳、定年退職を60歳と仮定して、人生を一日の時の流れに換算すると・・・・。

なんと、定年する60歳は、まだ16時ではありませんか!

そう、退勤時刻になっていないばかりか、「今日は残業か?」と見計らっている時分です。

 

そう考えると、定年退職したから「ご隠居さんだ」などとは、とんでもない話ですね。

定年から寿命を迎えるまで、過去の勤労年数と同じくらいの「残業」が待っているのですから。

精神的にも、肉体的にも、業務内容も「現役」でい続けていてほしい、と私は思います。

 

なぜか多くの人々が、定年退職したら「老人」だと誤解しているようです。

若い方々には失礼かもしれませんが、気力も体力も、60代の方のほうが強い気がしますよね。

むしろ若者たちの方が、「老人」よろしく弱っているのではないかと心配になります。

 

感覚的なお話ばかりでもいけませんので、ここは冷静に仕事の観点から考えてみましょう。

 

現代、どの組織にも不足しているのは、発展的業務管理のできる人材です。

バブル崩壊後に社会人となった人々は、一般的に、大過なく業務管理することを優先します。

問題が起きることを最も嫌い、その結果、問題解決を次の発展につなげる仕事が苦手だと言われます。

いわゆる「チャレンジ精神」を発揮できない人物が増えつつあるようです。

 

これはひとえに、責任をかぶる「覚悟」の度合いが違うのだと私は考えています。

「いざという時はオレが腹を切る!」と言える人材が、現場からどんどん減っているのです。

どんなに孤独で辛い立場となっても、「あるべき姿」を追い求め続ける人が少なくなったとも言えます。

私がわざわざ証明するまでもなく、あなたの職場を見回せば、すぐにご理解いただけるはずです。

 

「定年後の再就職は後方支援しかない」というのは、過ぎ去った時代のお話です。

それは少子化が進行する以前の社会通念でもありました。

今、定年退職する年代の方々は、真の意味で「最前線」に立てる人材が多いと私は考えています。

なぜなら、組織のために、人生を賭けて立ち向かう覚悟を持ち続けてきた人々だからです。

 

個人の自由、個人の尊厳、個人の権利、個人、個人、個人、個人・・・・。

表面的な借り物の民主主義の発展は、国民から「気概」を奪いました。

国難の折り重なる今こそ、もう一度、あの高度経済成長を支えた方々のパワーが必要です。

若者たちとともに、この国と国民の将来のため、最前線で闘ってほしいと切に願っています。

 

 

※昨今、企業では「キャリア教育」の必要性が取り沙汰されています。

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 

 ご相談はまずメールでどうぞ:info@officemuteki.com

  初回のご相談に限り無料「キャリア能力確認ワーク」をご提供しています。

  自分でも気付いていない能力や職業適性を、いくつも発見できるワークです!

  (通常1時間2万円)

  遠方の方にはSkype/LINEの無料通話および郵便利用でのご対応が可能です。