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060【転職チェック(10)転職先の選択は図々しい?】

060【転職チェック(10)転職先の選択は図々しい?】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

050記事の「転職意識~14のチェック」、いかがでしたか?

まだチェックしていない方は、今すぐこちらからどうぞ!。

 

本日は10.「転職先の選択は図々しい?」という悩みのついてのお話です。

 

「不況の今、転職先を選択すること自体が図々しいとの自覚がある・・・・」

 

以前、ある会合で、そう打ち明けてくださった公立高校の先生がいました。

正確に言うと、定年退職を数年後に控え、再就職先の選び方に困っていらしたのです。

あれもダメ、これもダメ、とご自分で選択肢を狭めていらっしゃいました。

 

そのお言葉を聞いた時、私は違和感を覚えました。

 

「どんどん好きな仕事を選んで、どんどんチャレンジしてほしい!」

 

まだ定年退職したわけではないので、いくらでも準備に使う時間があるはずです。

業種・職種の選択を進め、それに見合ったマッチングの作業を進める時間をお持ちです。

また、そのための材料を整える機会を作れるはずなのです。

 

「不況だから転職先の選択は図々しい」とは、根拠のない感覚的なとらえ方です。

不況で採用されにくいというイメージが先行して、ご自分と結びつけてしまっているようです。

そのうえ50代という年齢に対する心配が、判断に追い討ちをかけていたのでしょう。

 

しかし明確な選択の理由付けと、明確な貢献能力の証明ができれば、チャンスはあります。

逆を言えば、不況でなくても、難しい人にとっては常に難しいことでしょう。

このことは、定年退職に近づいている年配の先生に限った話ではありません。

若手の先生でも、選択の理由付けと貢献能力の証明ができれば、チャンスをつかめるのです。

 

不況だからこそ経営者は「必要な能力を持つ人を採用したい」と切実に考えています。

というより、その能力を持つ人材を、「早く会いたい!」と探し続けているのです。

好景気ならば、人材については切迫感を持たずに済むのかもしれません。

しかしこの不況を乗り切るために、今はピンポイントで「欲しい能力」を見据えています。

 

こうした時代、経営者が欲しいのは単なる作業要員ではありません。

不況に負けない組織を作るための素材となる、経験と知識を保有している人材です。

育成に時間をかけている余裕がない今、即戦力となってくれる人材を渇望しているのです。

 

「前職と同じ収入」にこだわらない限り、チャンスはまだまだあります。

明確な貢献能力の証明のために、どのような書類作成が必要かを考えてほしいと思います。

 

 

※昨今、企業では「キャリア教育」の必要性が取り沙汰されています。

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

 その能力を実業界で活かせれば、この国の経済や産業の発展にも大きなパワーとなります。

 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 

 ※ご相談はまずメールでどうぞ:info@officemuteki.com

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