066【無責任な野次馬の弁】
066【無責任な野次馬の弁】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
無料参考書『難しい「教師の転職」を実現する方法』のダウンロード、ありがとうございます。
この資料が少しでもお悩みの解消につながれば、とてもうれしいことと思います。
読んでいて気になることがありましたら、ご遠慮なくご質問くださいね。
さて本日は、「無責任な野次馬の弁」について考えます。
先日、ある質問系ウェブサイトをチェックしていて、気になる記事を発見しました。
現職の学校の先生が、「教師を辞めたいけど、仕事なんてあるのかな?」と投稿していたのです。
その質問に対する回答を読んでいて、無責任な書き込みの多さに愕然としました。
その中で最も無責任だと思われたのは、この回答です。
「塾の講師なら仕事の内容が似ているから、いいんじゃないんですか?」
しかも、同じ趣旨の回答が多いことに、私は怒りさえ感じたのです。
学校と塾の似ている点と言えば、「授業をやっている」ことくらいです。
経営の目的も形態も、また一人の先生が預かる職務領域も、実は大きく異なります。
(学問以外の生徒指導・面談・教務などを講師が預かる、学校とやや似ている塾もあります)
そもそも質問の意図を理解できていないのが、「なぜ教師を辞めたいか」を考えていないこと。
授業がつらいということならば、授業があること自体、本人にとっては苦痛になるかもしれません。
子どもたちの反抗やモンスターペアレントが原因なら、同様の事態の発生も考えられます。
似たような職場だと思うなら、仕事がつらくなる原因も似ているということになりますよね。
質問の書き込みをした先生は、原因について、こう書いていました。
「教師の仕事が自分には向いていないのではないか」
この言葉からでは、真の原因までは感じ取ることができません。
感じられるのは「多大な疲労感と絶望感」のみです。
かえって悪い方向に踊らされてしまわないかと、本当に心配になってしまいます。
責任をとる必要のない人たちが、その場の気分やノリで思いつきの回答を書き込んでいく・・・・。
ある意味ではとても危険で、まちがいの起きかねないウェブサイトだな、と感じました。
質問を書き込む側にも、理由やいきさつを理解しやすく説明する心配りが必要ですね。
できれば、キャリアカウンセラーなど転職の専門家に相談なさってください。
ウェブサイトの住人(野次馬)の多くは、専門知識や関連知識を持たない部外者がほとんどです。
教職や転職希望先の業界を知る人に聞かなければ、真実はわかりませんよね。
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