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076【こころの耳】

076【こころの耳】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

075号の記事では、すぐできるマイナス思考の取り外し方をご紹介しました。

私もそうですが、一度マイナス思考にとりつかれてしまうと、冷静な判断に支障をきたします

マイナス思考を追い払う方法を、ふだんから意識して活用したいものです。

 

しかし中には、そうした方法では対応しきれない重大な精神的圧迫を感じることもあるでしょう。

そんな時、参考にできる情報をまとめて閲覧できるものはないかと探すことは多いものです。

 

あなたは「こころの耳」というウェブサイトをご存じですか?

 

ストレスやハラスメントなどに関連するメンタルケアについてまとめられたページです。

職場のメンタルヘルス、自殺防止、過重労働対策、職場復帰支援などが目的となっています。

厚生労働省委託事業として、一般社団法人日本産業カウンセラー協会が受託して開設しています。

 

その記事の中に、こんな一節がありました。

(学級崩壊が近づく状況に直面した、ある女性教諭の事例)

 

「他校からの異動直後や、この事例のように既に新人でない場合は、自主的な相談が遅れがち」

 

-[事例3-7]教諭のうつ病の事例- http://kokoro.mhlw.go.jp/case/worker/000651.html

 

そうです。

新任教員よりもベテラン教員のほうが、だれにも相談できず抱え込んでしまうことが多いのですね。

周囲の教員たちも「あの人はベテランだから大丈夫」と思い込んでしまいやすいのです。

 

しかし教育現場の実情は、この数年間、信じられないほどの早さで劇的に変化しています。

今までの対処法や過去の成功体験が通用しにくい事例も、年々増えているように感じられます。

「ベテランだから大丈夫」との考えは、まったく根拠のない、変化に気付けない人の判断です。

 

一番困るのは、ご本人が「今まで乗り越えてきたから今回も大丈夫」と誤解してしまうこと。

我慢は美徳かもしれませんが、ものごとには「ほどほど」というものがあります

少なくとも体調に異変が生じ始めたら、早めに専門家や医師に相談することをお勧めします。

 

専門家としては心理カウンセラー・産業カウンセラー・キャリアカウンセラーなどがいます。

あるいは管理者級のベテラン教員、メンタルヘルスケアアドバイザーなどに相談しましょう。

医療機関では、軽度と思われるなら心療内科、重いとの判断なら精神科へのご相談を推奨します。

 

もし教職そのものへの強い不安を感じているのなら、こちらの無料参考書をご一読ください。

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※昨今、企業では「キャリア教育」の必要性が取り沙汰されています。

 先生方の学識や経験、そして何より「教える」技術は、企業にとっても重要な能力なのです。

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 「あなたの能力をこの国の将来のために活かしてほしい」と私は願っています。

 

 私は教師の転職コンサルタントです。

 元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。

 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

 「転職できればいい」ということではなく、自分の能力を活かせる天職・適職を手に入れましょう。

 準備から実際の行動方法まで、私がその流れをサポートいたします。

 

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