078【基本の選択肢は4件】
078【基本の選択肢は4件】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
077号の記事では、人生づくりに早すぎも遅すぎもないことをお話ししました。
極端な言い方をすれば、物心つく前からキャリア形成が始まり、死ぬまで続くということです。
(極端すぎると言われるかもしれませんが、一生のこととお考えいただきたいのです)
一度決まった職業や職場で勤め上げるのも、もちろん尊い考え方だと思います。
しかし、もし「自分には合わなかった」と思われるなら、キャリアチェンジも選択肢の一つです。
特に精神的な負担から重い体調不良をきたすようであれば、無理に現職を維持するのは危険です。
無料配布している参考書にも書いていますが、教職には再チャレンジも可能です。
取り返しのつかない状況に追い込まれてからでは、現職の継続も転職も、どちらも難しくなります。
仕事を苦に自殺する先生は、毎年30人を数えます。
精神疾患で自殺する先生も、同じくらいの人数です。
仕事に堪えがたい苦痛を覚え、精神疾患で休職する先生は毎年5,400人を数えます。
しかもこの数字は公立学校の先生だけで、私立学校の先生は含みません。
いつ、誰が精神疾患にかかってもおかしくない危険を抱えています。
そして、まじめな人ほど誰にも相談できず、限界を超えてしまうケースが後を絶たないのです。
一度その限界を超えてしまうと、休職後の職場復帰はかなり難しいものとなってしまいます。
ご自身のキャリア形成を考えるなら、いったん教職を離れるという方法もあります。
その時、選べる方向性は大きく分けて4件あります。
1.いったん休職して、気持ちと体調が落ち着いてから復職する。
現在の職場にとどまる場合、上司と相談のうえ年度替わりでの復帰が一般的ですね。
2.他校に異動(転任)して、年度替わりから教職を続ける方法もあります。
ただし、私立学校の場合はいわゆる「転職」の形をとることとなります。
3.いったん教育界から離れ、実業界(企業)に入ってキャリアを積み上げることもできます。
転職するからには、将来的なキャリア構築を視野に入れて職場を選びましょう。
4.家業を継いだり、自分で起業したりして、事業主となる選択肢もあります。
この場合は起業に関する専門的なアドバイスを受けることをお勧めします。
これら4件の選択肢は、どれが正解ということはありません。
あなた自身のキャリアプランにとって、最適な選択となるよう考えていくのです。
4つの方法について、参考書では注意点など解説しています。
詳しくはこちら:http://t-career.jimdo.com/
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元教師の自分にしかサポートできない、先生方の転職支援を展開しています。
(21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)
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