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081【生徒指導の通りで大丈夫?】

081【生徒指導の通りで大丈夫?】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

本日は一つの質問から始めたいと思います。

 

「もし自分が転職するとしたら、生徒に指導している通りの就職書類作成で自信を持てますか?」

 

いかがでしょうか・・・・。

 

もし自信が持てないならば、生徒に「自信が持てない就職書類作成」を指導していることになります。

その指導の結果、生徒さんたちの就職を思い通りに成功させられないとしたら、とても残念です。

今、自信が持てないなら、生徒指導のためにも就職書類の研究をしておいた方がよさそうですね。

 

多くの学校で指導されているのが、企業のホームページから理念や業務内容を抜き出すこと。

そして、それをもとに「志望動機」や「志望理由」、自己PR文などを書かせる作業です。

しかし私は、その方法に強い疑義を唱えたい気持ちを持っています。

 

若い方々の書類を読んでいると、ある強い違和感を覚えるのてす。

それは「自分のやりたいことや使命感が書かれていない」ということです。

採用試験を受けに行く企業のPRだけが書かれた書類を多く見ています。

就職書類ではなく、まるでその企業の宣伝文のようになっているのです。

 

お勤めの学校でふだん指導されている「就職書類」はいかがでしょうか。

企業の宣伝文句ばかりが並ぶ就職書類のつくり方を指導してはいないでしょうか?

 

以前も書きましたが、仕事の選び方(広くはキャリア開発)には3つの要素が必要です。

 

1.できること(能力・経験)

2.やりたいこと(興味・関心)

3.やるべきこと(使命感=世のため人のため)

 

これら3つの要素が重なり合うところに、天職・適職があります。

採用する側からすれば、その3つがきちんと整合性をもって備わっているかどうか気になります。

ですから就職書類では、ミスマッチを避けるためにもこの3つの要素を盛り込むべきなのです。

 

ひるがえって、ご自身が「もし転職や再就職をするとしたら?」と考えてみましょう。

今述べたように、上記3つの要素をすぐに答えられるでしょうか。

これは就職のために考えることではなく、長期的な人生プランづくりとして考え続けるべき内容です。

 

転職や再就職はゴールではなく「スタート地点」です。

それも、自分が納得できる人生プランを実現させる道の「スタート地点」なのです。

どこかでもう一度、生き方と働き方の関係を見直す必要はないでしょうか。

 

 

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 (21年間の教職経験と、キャリアカウンセラーの認定資格を持っています)

 

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