130【人は多面体】
130【人は多面体】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
昨日まで3日間、身近な話題を考えてきました。
本日も現場で働くときに意識していただきたいことをお話しします。
かつて、私の尊敬する研修会社の社長さんから、こんなことを教わりました。
「人間は多面体ですよ」
一人の人間を一つの側面だけで判断してはいけない、と。
これは教師ならだれでも知っていることであり、気にしておくべき基本事項です。
しかし、その当時の私の意識からは抜けてしまっていたものでした。
他人に対してだけでなく、自分自身についてもすっかり忘れてしまっていました。
昔、私は人のことも自分のことも「こんなタイプの人物」と決めつけていました。
見えている「一つの側面」にしか目が向いていなかったのです。
そのため個人の持っている価値をたくさん見落としていたように思います。
もちろん自分自身に対しても、同じことが言える状況でした。
第一印象で他者を判断しやすいものですが、実は隠れた要素がたくさんあります。
自分自身に対しても、長所や可能性を見落としていることが多いものです。
そうした「隠れた長所や性質」に冷静に目を向けると、新しい発見ができます。
あなたが短所だと思っていることも、他人から見れば長所かもしれません。
当たり前にできることも、他人から見れば特別な能力と映るかもしれません。
ぜひ一度ゆっくり時間を取って、自分の持つ性質を書き出してみてください。
昔はできなかったのに、新しくできるようになっていることはありませんか?
それはさらに、多くの能力に繋がっているものではありませんか?
「人間は多面体ですよ」
多角的に自分をとらえ直し、気付かずに成長していた自分を知りましょう。
その軌跡の上には、意識すれば能力として高めていける要素があるはずです。
あるいは今すぐにでも活用できる能力となっているかもしれません。
一つの失敗やつまずきは、あなたを語る要素のほんの一部でしかないのです。
そのほんの一部にとらわれて自己否定をするのは、本当にもったいないことです。
自分の新しい能力は、冷静にとらえ直してみないと気付けないもの・・・・。
日々の忙しさの中にも、定期的に振り返りの時間を作っていきたいものですね。
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