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131【切り口を変えて】

131【切り口を変えて】

 

こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

身近な話題について、5日目のお話となります。

セミナー業界でよく使われる、「アリバイ作り」という言葉があります。

実は、「考えない理由」「やらない理由」などを表現する言葉です。

 

多くの人が、新しいことや苦手なことなどに対しては背を向けます。

おわかりと思いますが、その根底にあるのは恐怖心と警戒心です。

 

「失敗したらどうしよう」とか「人に笑われるんじゃないか」とか・・・・。

 

私自身の反省と自戒も込めてお話しします。

 

人はみな、やりたくないことに理由をつけて目をそらすのが得意です。

やらないために考えるのですから、それはもう、いくらでも理由が出てきます。

そうなると、もはや実行できる可能性を放棄しているのと同じ状態ですよね。

誰が説得してもその状況はなかなか変えられなくなってしまいます。

 

しかし現実的には、人は苦手もあり、嫌いもあり、なかなか勇気は出にくいもの。

世の中に「完全な人」などいるはずはないので、これもまた当たり前のことです。

 

でも、もし関連性がないと思っていた得意技が、実は苦手と繋がっていたら?

できないと思っていたまま何年も過ぎたことが、実はもうできることだったら?

気付かないまま通り過ぎているのなら、これほどもったいないことはありません。

 

停滞を覚えたら、その都度、アプローチを変えてみるのはいかがでしょうか。

他者の目を借りてもよいでしょうし、便利な知恵を借りてもよいと思うのです。

その分野に明るい人がいたり、情報や実際の経験を持つ人がいたりするものです。

人のアドバイスによって「見落としていたもの」に気付いた経験があるでしょう?

 

動かないことのリスクと、動くことのリスクを比べてみてください。

多くの場合、動かないリスクの方が圧倒的に大きいはずです。

なぜなら、周囲(世の中)は変化し続けているからです。

だから自分だけ変化して行かないのは、停滞とは違うことになります。

相対的には「後退」の一本道を進んでいるのと同じことになるのです。

 

小さなことでもよいので、まずは「動く」理由を作ってみましょう。

苦手と正面から向き合いにくければ、隣接する分野から手を着けてもよいでしょう。

同僚・上司・家族・友人・専門家・経験者などなど、他者の経験もヒントになります。

まずは一歩だけ、足を前に出せる場を探すことにチャレンジしてみてください。

 

 

【私がこのブログを書き続ける理由】

教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。

それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。

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