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134【仕事が停滞する時】

134【仕事が停滞する時】

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こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

どんな工夫をしてもうまく行かず、自己嫌悪に陥ってしまうことはありませんか?

こうした時はだれもが苦しくなり、冷静な判断が難しくなってしまうものです。

 

周囲の皆がイライラし始め、小さなミスが連続するようになります。

お互いの会話にも、とげとげしさが感じられるようになります。

一人も悪い人はいないのに、責任転嫁の声も出始めてしまいます。

中には「自分の仕事が遅いせいだ」と誤解する人も現れてしまうのです。

 

これは関係者がそろって目の前の処理案件に心を奪われている状態です。

行動の方向性もバラバラになりやすく、いつまでもゴールに到着できません。

お互いに責めたり責められたり、人間関係まで悪影響を受けることになります。

 

この状況で一番必要なことは、ゴールと呼べる条件を全員で共有することです。

たいていの場合、漠然としたイメージしか共有できていないものです。

そしてその漠然としたイメージは、一人ひとり違っていることが多いのです。

 

「何が、いつまでに、どのような形になっていればよいのか?」

 

このゴールの状態をしっかりと書き出して、条件を共有してみてください。

その時、クリアすべきレベルも話し合って決めておくことが大切です。

「できる範囲で」という合意は、のちに必ず混乱を招くもととなります。

 

1.ゴールのイメージを精密に話し合い、文字に起こして関係者全員に配布する。

2.まず、業務内容を大きな作業項目に分類する(業務の分担を決める)。

3.大きな作業項目を中作業項目に分ける(担当業務を複数の段階に分ける)。

4.中作業項目(各段階)で必要な作業を小パッケージ(実動内容)に分ける。

5.ここまですべて紙に書き出し、関係者全員で共有し直す。

 

スタートを決めれば全員が動けると考えてしまいがちですが、それは間違いです。

動き出す前に、精密にゴールを設定しておくことが成功を呼ぶカギとなります。

上記のようにゴールから分割してプロセスを決め全員で共有してください。

目に見える形にして共有すると人々の関係性が見え、相互支援しやすくなります。

 

時々、停滞を「自分のせいだ」と思い込んでしまう人を見ることがあります。

人には適性や経験値の違いがありますから、各作業との相性を考えるべきです。

 

うまく行かないのは、決してあなたが悪いからではありません

プロセスの設定や共有が不十分なだけですから、上の通りに進めてみてください。

 

 

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