135【働く条件】
135【働く条件】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
あまり聞かれない質問かもしれませんが、あなたは働く条件を決めていますか?
雇う側はいくつも条件を設定しますが、雇われる側はあまり考えないですね。
ここで考えてほしいのは、自分にとってのメリットです。
と言っても、家から近いとか給料が高いとかの目先の問題ではありません。
「自分のライフプラン」にどのようなメリットがあるのかということです。
ご自身の生涯設計において、得られる価値がある組織かどうかです。
「定職に就けるなら、ブラックでない限りどんな条件でも我慢する」
こうした考え方は危険です。
生涯を通じたキャリア構築のプランを考えておいてください。
役職や肩書きのことではなく、スキルについてのお話です。
どのような知識・技術・ノウハウを修得しておきたいのかと考えるのです。
たいていの場合、人は職を求める時、このように考えます。
「どんな要素があれば雇ってもらえるのだろうか?」
しかし私が提唱するのは、次のような考え方です。
「どんな組織なら、私のキャリアプランを実現できるだろうか?」
求職活動は雇う側と雇われる側のマッチングの作業です。
一方が優位に立っているとの見方は、本来はまちがいなのです。
組織は不足していて必要な能力(資源)を求めています。
個人は能力に見合った待遇や環境を求めます。
両者のバランスが釣り合うからこそ、雇用契約が実現するのです。
将来的なキャリア開発に資する組織かどうか、よく調べてください。
比較対象があるのなら、緻密に比較しておくことをお勧めします。
転職に限らず、現在お勤めの組織についても実行しておくべき事柄です。
私はかつて勤めていた学校で、キャリア形成の要素が枯渇しました。
世界の狭さに焦りを覚えたまま、何年も我慢して勤め続けていました。
以前お話ししたように、千載一遇のチャンスを逃がして後悔しています。
自分軸を失わず、冷静な生涯キャリアプランを組み立てたいものですね。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を手に入れていただくため。
それにより、「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的として書き続けています。
21年の教職経験を持つキャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みを深く理解できます。
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〇仕事上の悩み・困りごと ⇒ 21年の教職歴/学校を改革した経験から助言
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キャリア再構築の出口は4つあります。
1.現職を継続すること
2.他校に転任すること
3.企業に転職すること
4.起業して自営業になること
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