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140【教師を取り巻く問題(4)】

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こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。

 

「教師を辞めたい」と考える先生が年々増えているそうです。

理由は大きく分けて二つあります。

 

・自分が教師に向いていなかったと考えている

・精神的な圧迫や被害を受けている

 

「自分が教師に向いていなかった」と考える人にも二通りあります。

 

(1)本当は適職だが、特定の理由があって勘違いしている

(2)考えている通り、職務適性が教職に向いていなかった

 

もちろん(1)の場合、転職は誤った判断であり問題解決が適切な対応です。

過去にそうした先生と出会ったことがあり、ご指導差し上げたこともあります。

理由もさまざまなんですね・・・・。

モンスターペアレントパワハラなど、多くは自分以外が原因です。

 

反対に(2)の場合、精神面を悪化させないために、転職も視野に入ります。

このケースでは精神疾患ギリギリの状態となっている方が多いようです。

多くの方が、限界を超えてしまってから上司や専門家に相談なさっています。

 

「教職が向いていない」と感じる理由は人によって違います。

他者のケースは参考にならない場合も多く、長期間、悩みを抱え続けます。

その多くがまだ教職に馴染みきれない若手の先生方のようです。

 

教師として「ベテラン」と呼ばれるまでには、約10年ほどかかります。

(3サイクルの学年担当を経験したあたりですね)

勤続年数の浅い方の退職が多く、教育界全体の将来が心配なところです。

 

やめたい理由でよく耳にするのが「心休まる時間がない」というもの。

授業の他に、教材研究、採点、部活動、校務分掌。

そのほか成績処理などの事務作業、行事準備と総括・・・・。

しかも部活動顧問としての休日出勤や、深夜の残業、問題対処などなど。

さらにはモンスターペアレントの問題もあり、滅入ってしまうのも当然です。

 

教職の継続か転職かについては、悩むのではなく、見極めが大切です。

精神的な圧迫を強く感じているなら、一時的な休職も視野に入れましょう。

考える時間も取れないまま悩みを抱え続けることが一番危険です。

一日も早く上長や専門家などにご相談なさることをお勧めします。

 

 

※誰にも知られず、自分一人でキャリアチェックできるワークを公開しています。

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【私がこのブログを書き続ける理由】

教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を発見していただくため。

「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的としています。

21年の教職経験×キャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みに寄り添います。

私は休職・復職・転職・起業のすべてを経験している元教師です。

仕事の悩み、休職・復職・転職にかかわる悩みの解決をお手伝いいたします。

 

【私がお手伝いできること】

〇仕事上の悩み・困りごと ⇒ 21年の教職歴/学校を改革した経験から助言

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〇復職へのキャリア観の再構築 ⇒ 能力発見・確認のワークで「得意技」開発

〇転職時の意識転換と準備全般 ⇒ キャリアカウンセリングと就活支援

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 キャリア再構築の出口は4つあります。

 1.現職を継続すること

 2.他校に転任すること

 3.企業に転職すること

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