141【教師を取り巻く問題(5)】
141【教師を取り巻く問題(5)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
昨日、「一時的な休職」に触れましたが、私学の先生はご注意ください。
私が勤務していた学校には、「休職」の制度がありませんでした。
『就業規則』などをよくご確認いただきたいと思います。
さて、時々こんなご相談やご質問を受けることがあります。
「学校の先生が企業に転職できるんですか?」
私も質問で返すことがあります。
「企業の人ならだれでも他の企業に転職できるものですか?」
元の業種に関係なく、能力があれば雇われるし、なければ雇われません。
求められる必要な能力があるかないかが雇用に際しての判断です。
たしかに「元教師は雇いたくない」という偏見を持った経営者もいます。
しかし、そんな視野が狭く肝の小さい経営者なら、いずれ会社をつぶします。
そういう人に雇われる可能性がなくなるので、ある意味では助かりますね。
多くの企業が、いつでも人材不足です。
抱えた問題を解決できる人を、経営者たちは心待ちにしています。
そのポイントにアプローチできるかどうかが雇用の可能性を左右します。
学校業務も実際には事務的な内容が多く、特にPCスキルは重宝されます。
私のように業務改善の経験があれば、それが求められる可能性もあります。
チームマネジメントや仕組みの管理も教師の得意技の一つです。
昨今では、生徒募集の営業でスキルを伸ばしている先生もいることでしょう。
難しいのは、「学校語」のままそれらを提示しても理解されない事実です。
関わった業務の内容・成果を「企業語」に変換(翻訳)する手法が必要ですね。
私の経験では、ハローワークでも転職エージェントでも、それは不可能でした。
教職の業務内容を企業向けに変換する転職指導はなかなか受けられません。
なぜなら教職の経験を持つキャリア指導者がきわめて少ないからです。
また、企業への転職の場合、企業文化の理解が大前提となるためです。
教職と企業文化の両方を知る人物からアドバイスを受けられるとよいですね。
特に定年後のキャリアなど考えると、そうした人脈はありがたいものです。
※誰にも知られず、自分一人でキャリアチェックできるワークを公開しています。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を発見していただくため。
「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的としています。
21年の教職経験×キャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みに寄り添います。
私は休職・復職・転職・起業のすべてを経験している元教師です。
仕事の悩み、休職・復職・転職にかかわる悩みの解決をお手伝いいたします。
【私がお手伝いできること】
〇仕事上の悩み・困りごと ⇒ 21年の教職歴/学校を改革した経験から助言
〇生徒指導・クラス管理の悩み ⇒ 生徒との関係改善や仕組みの改良のご提案
〇復職へのキャリア観の再構築 ⇒ 能力発見・確認のワークで「得意技」開発
〇転職時の意識転換と準備全般 ⇒ キャリアカウンセリングと就活支援
〇定年後の再就職に関する不安 ⇒ キャリアカウンセリングと就活支援
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キャリア再構築の出口は4つあります。
1.現職を継続すること
2.他校に転任すること
3.企業に転職すること
4.起業して自営業になること
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