143【教師を取り巻く問題(7)】
143【教師を取り巻く問題(7)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
ご相談の内容をお聞きすると、悩みの原因の多様さに驚くこともあります。
仕事そのものでなく、ご家庭の問題が背景になっていることもあります。
学校での問題はそれこそ幅広くなってきます。
中には「体育会系の派閥のノリが嫌だ」というお話までありました。
ご自分にダメ出しをしてしまう方が多いので心配しています。
「能力不足」や「適性がない」という方は、ごくごく稀なことです。
なにしろ、少なくとも狭き門である採用試験にパスしているのですから。
そもそも大学では、大変な教職過程をこなしてきたはずです。
他の学生よりもはるかに多い単位を修得し、教育実習もこなしています。
それだけの能力をお持ちなのですから、ご自分を責めるのは正しくありません。
周囲の人たちから責められてしまうことも時々はあると思います。
ですがその人たちは、あなたの立場になりきって考えるわけではありません。
自分の立ち位置からしか返答できない人が、実際には多いはずです。
ほとんどが組織やチームの都合に基づく一般論でしかないのです。
「答えは自分自身の中にある」
これはキャリアカウンセラーの掲げる鉄則です。
周囲の人たちがすべての答えを持っているわけではありません。
組織の都合しか返事できない上司や同僚なら、相談には値しない浅い人物。
ただそれだけのことなのです。
あなたには忘れている能力が実にたくさん眠っています。
ふだんの「当たり前」の行動も、周囲にはマネできないかもしれません。
「常識」ととらえていることも、周囲には「博識」と映るかもしれません。
でも、全ての業務でそうした能力を活用できるわけではありませんよね?
今はただ、本来の能力を使うに適さない立場にいるだけかもしれないのです。
人にはそれぞれ例外なく、向き不向きというものがあるのですから。
大切なことは、問題を複合化してとらえないことです。
複合化された「大きな問題」ととらえると、解決できる要素も見逃します。
「仕事」を分解していくと、小さないくつものブロックに分けられます。
問題とそうではないものを仕分けするだけでも、解決の一歩になるものです。
※誰にも知られず、自分一人でキャリアチェックできるワークを公開しています。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
教職に生きづらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を発見していただくため。
「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的としています。
21年の教職経験×キャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みに寄り添います。
私は休職・復職・転職・起業のすべてを経験している元教師です。
仕事の悩み、休職・復職・転職にかかわる悩みの解決をお手伝いいたします。
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〇仕事上の悩み・困りごと ⇒ 21年の教職歴/学校を改革した経験から助言
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キャリア再構築の出口は4つあります。
1.現職を継続すること
2.他校に転任すること
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