145【軸を変えてみる】
145【軸を変えてみる】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
教職時代、いろいろ悩んでいる若手教員のサポートを繰り返してきました。
その悩みもさまざまで、クラス・授業・部活動などの仕事には限りません。
中にはプライベートに関する相談を持ちかけてくる後輩もいました。
不思議なもので、まじめで能力のある人ほど、悩み込んでしまうものです。
身動きが取れないほど悩んでしまうのは、多くが実直で勤勉で有能な人物。
人に相談しなくても、十分に処理する能力があるように思えたものです。
しかし何度もそうした相談に接するうち、その理由が見え始めました。
彼らはみな、考え方が「他人軸」なのでした。
「周囲の状況に合わせなくてはいけない」
「人の忠告に従わなくてはならない」
「職場環境のすべてに順応しなくてはならない」
このような考え方を持つ人が重い悩みを抱えやすいのだ、と気付きました。
言うならばそれは、「他人のために生きている」かのような状況だったのです。
この考え方が定着してしまうと、周囲の視線ばかりが気になってしまいます。
完璧でなければならないと思い込み、常に周囲と自分とを比較するのです。
これでは息苦しい毎日となってしまい、自分自身と向き合えなくなります。
昨日の記事に掲載した図表を覚えていらっしゃいますか?
「大きな問題」も実は、3種類の要素に分かれています。
それは「職場環境」「業務自体」「自分自身」の3つです。
自分がすべての問題の原因となっているわけではありません。
「職場環境」の問題は、言い換えれば他者に起因する問題だとも言えます。
それなのに上記の方々は、「順応できない自分が悪い」と考えてしまいます。
周囲に問題の根がある時でも、それに気付かず自分を責め続けているのです。
「他人軸」ではなく、「自分軸」で物事を考えるようにしてみてください。
自分がどうしたいのか、どうありたいのかを優先するのです。
完璧な「職場環境」は存在し得ないので、それを絶対視する必要はないのです。
「他人軸」を減らして「自分軸」になると、追われる気持ちではなくなります。
自分のペースと領域で物事を考えられるようになるからです。
少しずつでもシフトするよう、試してみてくださいね。
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