150【職場で浮きやすい人】
150【職場で浮きやすい人】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
「自分は職場で浮いている存在なのではないか?」
こんな気持ちになり始めたら、考えてほしいことがあります。
仕事中はどうしても目の前の突発的な事柄に振り回されやすいもの・・・・。
学校という職場は、大変複雑なタテ割り×横掛けの組織となっています。
だから、なかなか組織全体までは意識していられない現実もありますよね。
若い頃の私はとにかく仕事が遅く、普段からよく上司に叱られていました。
いつも目の前の仕事ばかりに意識が集中して、先読みができなかったのです。
学校改革の学習を始めた時、ようやく自分のダメな部分が見えてきました。
それまでの私の最大の欠点は、「つながり」を意識できていないことでした。
自分の仕事が誰の仕事とつながっていくのかが整理できていなかったのです。
時間的な優先順位とか、影響する範囲を見落とすことが多かったのでした。
本当に目の前の仕事にしか意識が向かず、多くの先生方に迷惑をかけました。
「つながり」には先生方だけではなく、生徒や保護者、業者さんも含みます。
退学者・卒業生・近隣住民が含まれるケースもあります。
言ってみれば、学校に関係がありそうなすべての人、ということですね。
この人的範囲が見えていないと、仕事の正しい優先順位が決められません。
若い頃の私はその意識が不足していたので、「迷惑者」になっていたのです。
A先生の仕事にB先生が添削を加えて、C先生がそれを引き取る。
C先生が会議用の資料を作り、D先生が決裁・配布する手順になっている。
こうしたケースは学校の中にたくさんあると思います。
A先生の仕事が遅れると、会議で資料を配布できない可能性がありますね。
頭ではわかっていても、目の前の作業に意識を取られてしまいがちです。
校内だけならフォローもできますが、校外に「つながり」があると大変です。
「しまった!」の一言では済まないケースが出てくるはずですよね。
私は失敗を避ける必要を感じ、机に「つながり図」を置くようになりました。
マインドマップに仕事がつながっていく先を書き出しておいたのです。
その後はずいぶんと仕事の「穴」が減りました。
準備段階の小さな手間が、ミスを修正する多大な手間を防止してくれます。
周囲から「迷惑者」と呼ばれないための工夫として、ご紹介しておきます。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
つらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を発見していただくため。
「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的としています。
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