154【過ぎたるはなほ・・・・】
154【過ぎたるはなほ・・・・】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
「過ぎたるはなほ及ばざるがごとし」(『論語』先進)
何事も度が過ぎてしまえば、不足しているのと変わりがないという意味です。
なぜこんな古臭い故事を持ち出したのか?
シンプルなご提案のためです。
「際限のない過労働をやめませんか?」
ものごとにはバランスというものがあります。
また、順序というものがあります。
そして行動には結果が付きまとうのです。
周囲を心配したり、嫌われたくなかったりする気持ちはわかります。
それでも勇気を持って「今はお引き受けできない状況です」と言いましょう。
自分のキャパシティはある程度わかっているはずです。
際限のない過労働は生産性・合理性とは結びつきません。
いや、背負いきれなくなり、かえって仕事にマイナスの影響を及ぼします。
そうなれば親切心も責任感も、逆に仇となってしまいます。
もしあなたがその循環に入ってしまったならば、すぐに見直しましょう。
あなたの我慢がもし生徒への迷惑につながっているとしたら?
あなたの我慢がもし家庭生活を圧迫しているとしたら?
人間には労力の限界があり、我慢の限界があります。
そして仕事には優先順位というものがあります。
あなたの中でバランスを取れなければ、仕事として成立しにくくなります。
何でもやってしまう⇒周囲は成長しない⇒本当に「いい人」とは言えない
頼られてしまうと断りきれないのが教師の性。
しかしそれでは他の教員が成長する機会さえ奪いかねません。
まずは「できること」と「やるべきこと」を明確に整理してください。
冷静に優先順位を整理してくださいね。
自分の領域に置くべき仕事ならば、しっかりと対応していきましょう。
本来は自分が預かるべきでない仕事ならば、しっかりと断りましょう。
あなたが過労に陥れば、一番困るのは、職員室ではなく生徒たちなのです。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
つらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を発見していただくため。
「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的としています。
21年の教職経験×キャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みに寄り添います。
私は休職・復職・転職・起業のすべてを経験している元教師です。
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