153【嫌われないために】
153【嫌われないために】
こんにちは、教師の転職コンサルタント、藤井秀一です。
※24日(金)、フジテレビ「ノンストップ!」に録画出演の予定です。
生徒の「やる気」の有無は、その生徒だけの問題なのでしょうか。
「先生は形ばかりの対応しかしてくれない」
子供たちから、こんな苦情を言われてしまったご経験はおありでしょうか?
初めてクラス担任を持った年、私は、ある親子からそう言われたのです。
その時の私には、正直なところ、その苦情の意味がわかりませんでした。
何年もたって、ふとそれを思い出し、ようやく理解できた記憶があります。
その苦情を言われた当時の私は、どうやらこう考えていたようです。
「上手に対応しよう」、「こちらの方針に従わせよう」と。
国語の教師でありながら、自分の言葉の重さに気付いていなかったようです。
私の発する言葉がクラスの生徒にどのような長期的影響を与えるのか・・・・。
私は「無事に卒業させること」ばかりにフォーカスしていました。
卒業後の彼らの思考や意思決定への影響力には気付いていなかったのです。
何気なく発した教師の一言で、子供たちの人生は大きく変わります。
その生徒の思考や人格を大きく変える可能性もあるのです。
実際に、私自身にも教師のマイナス言葉による被害体験があります。
中学時代、英語の授業の中で答えを間違え、教諭からこう言われました。
「あなたは、英語的に見て頭が悪いわね」
その瞬間から、その教師と英語が大嫌いになりました。
高校時代にも数学の教師から暴言を受け、その教師と数学が苦手になりました。
私は何も言い返すことができず、恨みだけが募っていったのです。
そして生徒である私は、人としての彼らを心の中で軽蔑していました。
しかし高校を卒業する直前の秋、私は担任から職員室に呼び出されました。
恐る恐る職員室に行くと、先生は開口一番こうおっしゃったのです。
「お前は教師になれ。他の道は許さん。必ずできると保証する!」と。
「こんな教師もいるんだ」と救済された瞬間でした。
成績が悪くあきらめかけた夢を、なぜ担任が知っていたのかわかりません。
しかしそれを機に、私は「やってみよう」と思い直し、猛勉強を始めたのです。
教師の投げかけるたった一言で、世界の未来が変わることさえありそうですね。
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