160【生き残れるか?】
160【生き残れるか?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
今まさに有している能力・経験・スキルは学校以外でも使えるものです。
しかし、異業種に移る場合、書類や面接では工夫が必要になってきます。
文化・風土の違いによって、正確には伝わらない可能性が高いからです。
いや、文化・風土の違いに限った話ではありません。
定年まで学校で働くとしても、顧客である生徒・保護者は世代が遷移します。
実際に10年前、20年前とは考え方も発言内容も変化しています。
社会や学校をとりまく環境は、ここ数年の間に激しく変化してきました。
またこれからも、さらなる厳しい大きな変化が予想されます。
「寄らば大樹の陰」が当たり前だった勤労観も今では通用しなくなりました。
これから先の労働現場では、「結果を出せる人」が生き残る条件となります。
実業界と教育界では求められるものが違いますが、その差は縮まるでしょう。
どの業界においても、実益・利益を生み出せない人物は売れなくなります。
そういえば、今でもこんな発言をする先生を見かけることがありますね。
「教師はサービス業じゃないし、学校経営なんて自分には関係ない」
この考え方を持つ人は、いずれ職場に居場所がなくなる人です。
前号でお伝えした通り、モンスターペアレントは対価性を考えています。
先鋭化した個人主義と拝金主義は、想像以上に社会をむしばんでいるのです。
何しろカップ麺の容器に「やけどに注意」と印刷する用心が必要な時代です。
「学校の中だけは守られた世界」という概念は、もう、捨てましょう。
「開かれた学校」などと考える余地はなく、「開かされる学校」ばかりです。
この時代変化を先読みできなかった人たちは、現場で苦しむことになります。
「考える必要はない」とする教育界の風習が、苦しむ先生を生み出しています。
生物進化の原則は、環境の変化に適応することです。
「時代が変化したら使えない」知識だとすれば、宝の持ち腐れなのです。
持てる知識をいかに行動に移し、いかに自己変革を重ねて行けるか・・・・。
それが生き残りの唯一の方策です。
教育界で定年をめざすとしても、異業種に転換するにしても、同じことです。
まずは自分の持てる知識と能力を整理してみませんか?
そうして掘り下げた自分の中には、実に多くの宝物があることに気付きます。
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【私がこのブログを書き続ける理由】
つらさを感じている先生方に、「自分らしく生きる場」を発見していただくため。
「自分として生きる場」を作り上げていただくことを目的としています。
21年の教職経験×キャリアカウンセラーとして、先生方のお悩みに寄り添います。
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