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168【自分のせいにしないこと!】

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こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。

 

昨日の記事では「喜ばれた成功体験」の発見をご提案しました。

まだ社会の苦労を知らない学生さんは、この提案を素直に受け入れてくれます。

ところが大人には、考える前から「それは無理だ」と思い込む人がいます。

 

課せられた「達成」に届かなかった経験をしているためでしょうか。

「自分は無力で無能だ」と誤解してしまう人が多くなるのです。

しかし昨日も話した通り、働く意味は他者から課せられるものではありません。

自分が一歩でも成長できた要素は、すべてが成功体験なのです。

 

意外なことですが、能力の優れた人ほど自己評価は低くなっていきます。

 

なぜなら目標を高く設定しているため、未達による挫折が多くなるからです。

周囲には失敗とは思えない高いレベルで、本人は失敗と感じてしまいます。

これは客観的なとらえ方ではなく、感情をベースとしたとらえ方ですね。

 

まじめで誠意あふれる人ほど精神疾患にかかりやすい理由は、ここにあります。

「あなたが変わらなければ」という卑怯者の弁をも受け入れてしまうからです。

 

この言葉を吐く人物は、責任回避を目的にしているのだと解釈してください。

よく観察すると、この言葉を吐く人は自分が変わる努力をしない人ばかりです。

真正面から受け止めて、自己嫌悪や自己否定に陥る必要はないのです。

 

初めに取り組みたいのは、自分の領域と他者の領域を分けて整理すること。

 

自分を否定してしまう人の多くが、他者の領域まで余分に背負っています。

他者の領域は自分で変えられませんから、達成できないのが当たり前です。

本来はその本人(他者自身)が変えなければならないはずですよね。

 

自分と他者の領域を切り分けたら、自分の領域だけにフォーカスしてください。

そうすれば、予想していた以上にたくさんの成長体験が見つかります。

人から「ありがとう」と言われた体験は、そのすべてがあなたの成長なのです。

(本当ですよ、文字通り「成果」なのですから!)

 

転職にも復職にも、通らなければならない段階があります。

自己理解 ⇒ 職業理解 ⇒ 啓発的経験(シミュレーション)が基本セットです。

 

私は21年の教職経験を有するため、あなたの冷静な自己把握を手伝えます。

正しい自己把握の方法が知りたくなったら、遠慮なく声をかけてくださいね。

 

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