173【転職できるんですか?】
173【転職できるんですか?】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
時々こんな質問を受けることがあります。
(異業種の方からの興味本位の質問も多いです)
「学校の先生が転職なんて、本当にできるんですか?」
私の答えはいつも「できます」の一言に決まっています。
ただし、その条件についても説明するようにしています。
▽ 「先生」と呼ばれることへのプライドを捨てること
▽ 「大企業だけが企業だ」と考えるのはやめること
▽ 丁寧に自分自身の掘り下げ(経験・能力など)を済ませておくこと
▽ 首都圏へのこだわりを捨てると可能性が広がることを知っておくこと
簡単に言えば、「別の業界に移るのだ」と受け止めることです。
業界が変わるのですから、先生だったかどうかは重視されなくなります。
(教材会社など、一部の業界は除きます)
1.「先生」と呼ばれることへのプライドを捨てること
転職すれば、先生ではなく「(中途採用の)新入社員」となります。
新入社員ですから、はじめは「ペーペー」です。
謙虚に上司の指導を受け、技術の習得に取り組むことが大切です。
2.「大企業だけが企業だ」と考えるのはやめること
大企業なら安心だという幻想は、昭和と共に去りました。
一気に数千人規模でのリストラが行われることも珍しくない時代。
むしろ良好な濃い人間関係を維持できる中小企業の方が中途には向いています。
3.丁寧に自分自身の掘り下げ(経験・能力など)を済ませておくこと
中途採用で求められるのは、経営者の理解者となり支援する姿勢を持つこと。
だからこそ「即戦力」としての知見や行動に期待が寄せられます。
専門知識や課外活動、PCスキルなど、貢献できる体験を整理しておきます。
4.首都圏へのこだわりを捨てると可能性が広がることを知っておくこと
これは文字通り、「可能性を広げる」方法の一つとして知っておいてください。
上記4件、中でも1番から3番は必須事項とお考えいただければ幸いです。
教師の転職で失敗しやすいのは、特に1番のプライドを捨てられない人たち。
とりまく環境を変えたいなら、自分の世界観も変えてしまいましょう!
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