187【みんな長所が違います】
187【みんな長所が違います】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
転職活動に取り組んでいる先生方にお尋ねいたします。
ハローワークに通っていますか?
転職エージェントにご登録なさっていますか?
残念ながら、それだけでは進捗が得られていないのではないかと拝察します。
何度書類を送付しても、なかなか面接までは到達できていないのでは?
現実的に、その2種類の機関への登録だけでは、転職は難しいのです。
それぞれの機関によって、それぞれの長所・得意分野は違います。
かつ、その両者は「教師の転職」を成功させる書類作成が得意とは言えません。
教職の特殊な職務内容は、教職を知る者にしか理解できない要素が多いもの・・・・。
ここで、それぞれの機関の特徴の違いに目を向けておきましょう。
活用の仕方に軸を持っておくと、ムダな時間や労力を使わずに済みます。
1.ハローワーク
教科書通りの転職セオリーが提供されるが、基本は紹介屋さん・手続き屋さん。
教育界でいえば「公立学校」のような存在で、厳格な平等性が固守されている。
どの指導員の対応を受けるかによって、指導内容と考え方にバラツキは出る。
大量のデータベースを持つが、効果的な活用は本人次第とも言える。
(活用の仕方と成果は自分自身の思考・行動に由来する)
2.転職エージェント(〇〇ナビ)
転職活動のショートカット(契約先)を持ち、企業別に対応が定型化される。
教育界でいえば「塾」のような役割に近く、「実践型」とも言える。
しかし、やりとりに付いていけなくなったら、そこで終わり。
企業情報は契約先に限定、就職雑学がウェブ上で手に入るのは便利でもある。
(ただし、教師からの転職では適切な指導は得られない可能性もある)
3.キャリアカウンセラー
一人ひとりの弱点にフォーカスして、その解消から対応がスタート。
クライアントの強みを伸ばし、弱みを解消するためのカウンセリングを継続。
教育界でいえば手厚い家庭教師だが、データベースは公共機関にかなわない。
情報提供自体を目的とはしないため、上記2件と同列の存在ではない。
思考・作業・活動のパートナーに徹して、転職先とのマッチングを重視する。
キャリアカウンセラーは「紹介所」としての機能が主目的ではありません。
あなたの中にある「答え」を引き出し、適職獲得の可能性を高めていきます。
転職活動を進める時には、それぞれの長所をうまく活用してくださいね。
Mail:info@officemuteki.com