188【私は転職すべきですか?(6)】
188【私は転職すべきですか?(6)】
こんにちは、教師の転職コンサルタント藤井秀一です。
本日はご自身の教職への向き不向きをお考えいただきます。
1.使命感を言えますか?
あなたの教育理念は何でしょうか。
教育は国家国民の未来を左右する重要なお仕事ですね。
あなたは教育を通して、どのような未来を実現したいですか?
この使命感を説明できない方は、苦しい場面を乗り切る力が湧いてきません。
2.一教育者としての創造性
お勤めの学校の仕組みや行事に対して、どのような提案をしていますか?
自ら学事を牽引しようとする気概は保たれているでしょうか。
社会に貢献できる教育づくりをめざすことはできていますか?
学校の中だけでなく、社会全体への価値づくりを意識しておきたいですね。
3.職務能力への成長心
生徒指導の洞察力やスキルを磨く方法をお持ちですか?
授業進行の意義を高めていくために、どんな取り組みをしていますか?
技術本や参考書を読んだだけではスキルアップになりません。
実践に次ぐ実践、体験に次ぐ体験など、スキルを高める姿勢が必要ですね。
4.生徒の立場からの理解
「教導はコミュニケーションから始まる」との事実にお気付きでしょうか。
生徒さんたちは、あなたの教育理念を正しく理解してくれていますか?
もし伝わらないなら、あなたがまだ生徒の立場まで降りきれていないからです。
同じ土俵まで降りて行って話し、相互理解を重ねていく努力が求められます。
本日のお話は教師としての「あり方」に関する要素です。
多くの先生方は「やり方」に意識を奪われて「あり方」を忘れがちです。
激務の中では仕方ないかもしれませんが、心には留めておきたいところです。
「やり方(手法)」に囚われると、「あり方(使命感)」が犠牲になります。
使命感が不在の教育手法は、生徒はもちろん、他の教員からも受容されません。
今日のチェックポイントがいやで取り組みたくない人は教職には向きません。
ご自身に適する分野か、それとも適さない分野なのかの違いによることです。
Mail:info@officemuteki.com